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菅平合宿2010 『極』ストーリー

2010/08/15

 人生の貴重な記憶として刻まれるに違いない幸せな季節の到来。8月8日~12日、ラグビーの聖地・菅平でダイスケ組夏合宿が行われた。小さな町にラグビー場が約100面、道を歩くのは9割9分ラグビー関係者、通りのショップはラグビーショップばかり、土産物を見ればたいてい楕円型、ラーメン屋入れば品書に「ラガーメン」…、耳を澄ませば「クラウチ!タッチ…」「お前がタックル行かねぇからろうがアホタレ!」「余った!放れ!放れ!」など掛け声・怒声・奇声が四方八方から聞こえてくる。ラグビーに関わる者なら誰でも恐れ、惧れ、愛する空間。それが菅平。

 合宿のテーマは「極」。この5日間で、チームアタックを、チームDFを、ゲームメイクを、そして何よりチームワークを極めることだ。

毎年お世話になっている『高原ロッジ』にご挨拶

 

8月8日(合宿初日)

12:30

 オール神奈川合宿のダイスケと早稲田サマースクールの9名を除く36名のバスが到着し、高原ロッジ入り。着替えてすぐに初戦の会場へ向かった。合宿の開幕戦、条件は最高だ。菅平高原最高位に当たる「サニアパークメイングランド」が会場。相手は近年花園に出場している高知中央高校と茨城の古豪・日立一高だ。

14:40 vs日立一高

 前半はAB相当、後半はBC相当のメンバー編成。突如の指名でSOに入ったヒロポンが期待通りの攻撃テンポを作るも、あと一歩でペナルティーを繰り返してスコアできない。アタックもDFも一人ひとりの走るスピードにメリハリがない。1年生が大量に出場する後半のために取っておきたかった大量リードを奪うことができず、「14-7」という僅かなリードで折り返した。

 後半、相手との力関係を考えると相当な劣勢が予想された。ところが1年生が期待以上の成長をアピール。自信をつけたおのちゃんやSPが力強いランニングで攻撃の軸となり、まっちゃんはタックル、寄りなど激しく思い切りのいいプレーを連発。見事にリードを守って「26-19」でノーサイド。菅平2010初戦を制した。

おのちゃん

『これからは恐がらずにどんどんひざ下タックルに入ることを心がけようと思いました。また、ボールを持ったら自信をもってゲインできたこともよかったと思います。』

はらぶん

『今日の日立一高との試合は、復帰戦とのことで楽しみでもあり不安でもありました。試合を実際にやってみて、まだまだな部分も多々ありましたが、これから秋の試合に向けて頑張っていきたいです。』

 

 

15:30 vs高知中央

 何しろ花園出場高、そして、日本ラグビー界最初で最後の荒くれ者ヒーロー・あの大八木淳史さん(同志社→神戸製鋼→JAPAN)がコーチを務めるチームだ。いつかTVで使われるためだろうか、試合前から大八木さんにカメラがついて回り、インタビューが続いている。

 キックオフから試合は最後まで横高ペース。ケンタがパス・キック・ランをバランスよく使い分け、FWも冷静的確なゲームメイク。ここまで判断ミスのない試合は初めてだろう。コボちゃん、アルの決定力とFWの推進力でトライを重ね、試合を「48-5」というワンサイドで決めた。マンオブザマッチはたくあん。運動量こそ期待値には届いていないが、メリハリのあるプレーで攻守のインパクトプレーヤーとなった。

T I

『合宿最初の試合ということで緊張しましたが、勝ててよかったです。自分としてはもっと走れればよかったと思いました。』

バズ

『合宿初戦で、さらに花園出場校ということもあり、正直、合宿までにやってきたことがきちんとできるか、とても不安でした。でも、サニアパークのメイングランドという好条件もあってか、気合も入り、しっかりゲームメイクもでき、無事に勝つことができました。このまま勢いにのって合宿をのりこえたいです。』

ミスターロック・大八木さんと

 菅平初日をABともに意義ある勝利で終えた。と落ち着きたいところだが、夕食まで時間はまだ十分にある。走って宿付近に戻り、広場で1時間の基礎練習。締めは宿前で追い込みウェイト。気持ちよく全身に刺激を与え、ようやく初日午後を終えた。

 食事の後はミーティング。ビデオで初日の課題を確認した後に出されたサプライズ課題に「うぇー!!」の奇声が響く。この幸せな合宿に参加させてくださった親に、全員手紙を書いた。メール世代だけに慣れない手紙に筆がストップ…。と予想していたが、意外とスラスラ行は進んだ様子。人生で何通もないかもしれない貴重な親宛手紙を完成させた。

10:30ラグビーノート記入。10:40ストレッチ11:00消灯。一日目終了!

 

 

8月9日(2日目)

5時半起床で散歩+ハンドリング。のつもりが土砂降りで中止。7時の朝食までゆっくり休んだ。

9:00 浜松湖南高校との合同練習

 15対15でお互いのチームスキルに磨きをかけ、後半はFWがSC、ラインアウト、モール。BKは抜きあい。内容は圧倒といえば圧倒したが、浜松湖南の考え抜かれたプレーや独自に練りぬかれたアイデアプレーへの対応が遅れてピンチを招く場面が数回。対応力という面でとてもいい勉強をさせてもらった。

 

15:00 vs芝浦工大柏

 整列した瞬間に気付いた。デカいと。その期待通り、芝浦工大柏は強力FWの肉厚でインゴールをこじ開けるスタイルのチームだった。キックオフ直後のトライはBKで相手を切り刻み、2本目のトライはFWで力勝負で勝ちとった。バランスの良い展開は昨日同様。しかしこの日はキックが全く当たらない。不発キック&チェイスミスをきっかけとして、インゴールに迫られ、FW肉弾勝負になるといともあっさりインゴールを明け渡してしまった。トライのとられ方に全く粘りがない。

 花園予選でシード私立に勝つときには、おそらくノースコアになるだろう。その試合で予想されるのは、シード校が意地の力勝負一辺倒で攻めてくる光景だ。要するに敵陣でのモールと30cmずつ前進するピック&ゴーに刺さって押し返す。シードに勝つために避けては通れない場面。それは「インゴールを背負っての執念の連続DF×3~4回」。ラックサイドを刺さって刺さって刺さりまくって。SOに展開させようものならDF勝ち。そんな場面は「想定」ではなく「必然」だろう。だからこそ、この試合は絶好のトレーニングチャンスだった。…が、この試合ではいともあっさりインゴールを明け渡してしまったのだ。

 「44-17」で勝利するも、即アフター練開始。インゴールライン直前10cmの攻防を、1時間延々と激しく繰り返した。避けては通れない場面、それをハッキリ自覚させてくれた芝浦工大柏に感謝。もちろん、2日目にしてボロボロの体のできあがりだ。

バンブー

『フォワードとしては、ブローをかければ超えられる接点にあまり行けない、ゴール前ディフェンスであっさりとトライをとられてしまう、そんなブレイクダウンでの甘さが出てしまった試合でした。』

ダイスケ

『WTB・FBがもっと走ってくれれば、必ずトライしてくれることを確信できた試合でした。WTB・FBにきちんと供給できるようにしていって強みにしていきたいです。』

 Bゲームは昨日と同じ展開。前半はりょーちんの目の覚めるステップでトライを取るなどいい場面もありつつ、セーフティーリードまでは取れず。が、後半に1年生ばかりになったところで意地を張り、またも見事にリードを広げて「42-5」でノーサイド。ヒロポンはSOとしては異次元のスピードでチャンスをメイクし、入学以来の長いけが人生活を終え、ついにベールを脱いだオリンピックやサマースクールコンビ・SP&おのちゃんを軸に、アップセット感なく勝利をものにした。夕食→ミーティング→消灯。

 

 

8月10日(3日目)

4:50 早朝の山にかかった雲は紫だち、神々しさを感じる。などと感じられるのはプレーヤーじゃないからだろう。次第に足とテンションが重くなった合宿中日。

5:00 早朝練習開始。基礎スキルを40分ほど行い、6:00朝食。花園常連の強豪校・国学院栃木戦に備えた。

8:00 前半vs国学院栃木B(30分×1) 後半vs昌平高校(30分×1)

 キックオフから延々と横高が連続攻撃で攻め立てるも、全くDFに穴ができない。やはりBとはいえやはり全国クラスのチームだ。しかしこの試合の横高は見事なほどに相手に応じてゲームメイクで先手を打った。攻撃チャンネルを次々に散らし、DFにハマることなくゲインを突破。多彩なオプションを相手に応じて使い分け、「大一番」と設定したゲームを「36-7」で完勝した。

 続くB戦(vsコクトチC)も同じように攻撃選択は的確だった。が、BKの個々のタックルが甘く、ボールを動かされては仕留めきれずつながれ、2失トライ。結果は「14-12」で勝利するも、課題の残る試合となった。

くわまん

『今回の試合は、一人一人が姿勢・タックル・サインプレーを練習通り忠実に実行できていたので、終始横高が主導権を握ることができました。今後もこういった試合をしていきたいです。』

コボちゃん

『横須賀高校の成長が実感できる試合だった。練習してきたプレーをだいたいやれて終始試合の主導権を握れていたのは大きいと思う。でも低いタックルで一発で倒すというのはまだできるはずだと思った。楽しい試合だった。』

 ともあれ、大一番「vsコクトチ」を満足いく内容で制した。このゲームがスタンダードになれば、自分たちの強みだけでゲーム時間を管理できるだろう。あとは心身のフィットネス!つまりは、シード校相手に屈しない心と体を準備することだ。ということで、ちょっと裏山までランニング。個人的にはお気に入りのコースなのだが、選手にとっては強烈な1時間~1時間半の山フィットネスとなった。これでいよいよ下半身は限界間近だ。

人間が走れる限界角度?

山頂リフト降り場にて

 

 

14:00 vs学習院高等部

 グランドに響き渡る「アッゲアゲー!!」の奇声は毎年聞いているので、個人的にはすっかり馴染みの叫びだ。日本屈指のハイテンション集団。言葉は悪いが「バカ」という言葉を日本一愛し、誇りを持つおかしな集団。それでいて戦術は高度な知的工夫がなされ、9割以上が中等部ラグビー部出身の経験者なので基本スキルは実は相当高い。さらには毎年高速ランナーなり破壊的クラッシャーなりが必ず存在する。ともあれ、やっぱりアイデンティティーは明るく楽しくとち狂った感じ(このフレーズは彼らにとって賛辞に違いない)。それが学習院の特徴だ。

「急にどうしたの?」と戸惑うほどに的確なゲームメイクができている夏合宿。だからこそ、もう一歩進むために求められるのは「狂気」。勇気や誇りがプレーの直接原動力として結果に直結するラグビーにおいて、避けては通れないエッセンスだ。

 アップからおかしな奇声を上げる学習院に対して、油断してしまったわけではない。ただし「いけるだろ」の空気は蔓延していた。キックオフ直後、何もかも音を立てて崩れ落ちる。BKは勝手放題に切り刻まれ、FW戦は手も足も出ない。エリアの取り合いもルーズボールさえも、何もかも完膚なきまでの完敗。もちろんテンションや覇気は雲泥の差。屈辱的スコア「7-43」でノーサイド。学習院はいつやっても素晴らしいものを与えてくれる。何から何まで手も足も出なかった本質はどこにあるのか。この本質を追求し、手に入れることができたら花園予選の決選は大きく変わってくるだろう。これほど学ぶところの大きなチームは滅多にないだろう。学習院の皆さん、満足しかけた瞬間に木っ端微塵にしてくれてありがとうございました!来年もよろしくお願いします!

まっすー

『相手のFWは接点が強く、完全にブレイクダウンで負けてしまいました。だから今のFWに必要なのは接点での勢いと激しさ、そして自分はそれに耐えられる体をつくっていきたいと思います。』

 

 

8月11日(4日目)

 順調に飛躍していた合宿で突如地に叩き落された前日の敗戦。そこから立ち直ることができるか、大切な午前だ。合同練習の相手は山形県ナンバー2として東北大会にも出場している強豪・山形南高校。スクラム、ラインアウト、BK抜き合いをした後にアタックDF。結把握する。12:15、急ぐ様子もなくたらたらと食堂に入ってくる1年生。沈黙のまま椅子果から言うと、山形南の充実した実力を前に、勢いに乗る結果は出せず。停滞感を振り払うことができないまま合同練習を終了した。

12:00昼食 昼食とは昼ご飯のことで、それ以上でもそれ以下でもない。しかしこの昼食が合宿の運命を変えるターニングポイントとなった。11:58、小澤コーチとともに食堂に入ると、そこには目を疑う光景が。部員が一人もいないのだ。確かに午前の練習が終えたのは11:20と、いつもより遅めだった。しかしグランドから宿までは走って10分程度。シャワーを浴びてバタバタ準備完了と想定していた。12:10、シャワーを浴びてふらりと上級生が食堂に集まり始める。こちらの顔色を見て事態をで背筋を伸ばし、1年生に鋭い視線を送る上級生。

12:20 「この事態に対して正当な言い訳のある者、おったら言ってみろ。」に対し沈黙。「分かった。食べ終わった奴からグランドに戻れ。」箸が食器に当たるカチカチという音だけが、お通夜のような空気となった食堂に響く。

13:00 「ランパス」もしくは「シボリ」、どちらが正式名称なのか分からない行いを開始。走り初めて20分が経過したころか、何かの殻が破れた。「俺んとこに蹴ろ!」「ここに蹴ってみろ!」「来いおら!」バズが叫び狂う。その空気に触れた3年生が一人ずつ覚醒する。きついフリ、全力のフリをするどころか、吹き出るアドレナリンのままに激しく駈ける。そんな姿に流されることなく、冷徹なほどにボールを出し、回転を続ける。

 

 30分経過、40分経過、50分経過・・・。バズは合宿初日から持病の膝の調子が悪く、全く曲がらないほどに激痛に悩まされていた。が、微塵もその気配を見せずに勇ましく叫び、劇走を続ける。14:05 何人かの選手に原因不明の涙がうっすら浮かんだ頃、午後の対戦チームが到着し、ランパス終了。誰しもの身体は崩壊状態。しかし何かの憑物が落ち、前日から続いた停滞感が消え去っていた。「最終戦、もうやるしかないだろ!俺ら(理由はともあれ)これだけ走ったんだぞ!負けるわけにはいかんだろ!」変に爽やかな笑顔が溢れる。パッションリーダーのボビーが、いつも以上のハイテンションで一人コントや連続バック宙でトチ狂い、チームに笑いとエネルギーを呼び込む。

15:00 vs早稲田摂陵 キックオフ

 試合後のシボリならいざ知らず、前代未聞の試合前シボリ。「この状況で勝ったら俺ら最高!」の掛け声でキックオフ。もちろん足が上がらず、キックは飛ばない、ステップは切れない。開始5分からヒサトの足も攣りかけている。それでもダイスケやテツら3年生が意地のプレーを見せ、リードを広げる。決してコクトチ戦までのような上手なゲーム運びではない。もう気力だけ。この試合で欲しいのは結果だけ。野武士の如く無骨に戦い、「35-7」でノーサイド。続くB戦も「42-5」。結果次第では合宿成果が「オールorナッシング」になったかもしれない最終戦を、見事に勝利で締めくくった。

たくあん

『早稲田摂陵戦はいいモチベーションで挑めました。しかし昼食のときに時間を守ることができない者がたくさんいて試合前にランパスをやることになりました。全員最後まで走り切り、中には走った後倒れる者もいました。しかし、それを乗り越えチームがまた一段と結束がかたまり試合に勝つことが出来てよかったです。』

ボビー

『試合前にあんなに走ったのは初めてだった。めっちゃ疲れたけど自分達が悪いからめっちゃ頑張った。体力も限界、精神も崩壊状態で挑んだ摂稜戦。「合宿最後の試合で勝ちたい!!」ただそれだけの理由で極限状態を克服して、みごと勝利!!今までで一番楽しかった。たぶん一生忘れない試合だと思う。』

 戦術が高度になるにつれ、どこかラグビーの原点である闘争を忘れていたのかもしれない。新しくきた監督がリードするにつけ、様々なことで自主性や危機意識が薄れていたのかもしれない。コクトチ戦まで順調すぎる上昇曲線を描いていたチームは学習院戦で木っ端微塵になり、昼食に全員が何となく遅刻した時点で、ゼロと言えるラインまで地に落ちた。昼のシボリで強制的にマイナス地点まで叩き落された。しかし溜まり溜まった負のエネルギーを3年生の魂の劇走がプラスに転化し、強烈なパワーで飛躍させた。「この3年なら大丈夫」の確信は、合宿で得た最大の収穫だろう。ボロボロな身体とやけに爽やかな笑顔。「買い物」や「クレープ」などで、最後の夜を誰もが楽しんだ。「明日はランパス90分やるらしいよ」の噂が広まり始めていたが・・・。

 

 

8月12日(最終日)

6:00散歩 いつもより30分遅い集合。予報どおり空は怪しい雲が行き交っているが、まだ雨は降り始めていない。いまがチャンスとばかりにダボスに登り、頂上で坂東武者斉唱。

8:20 想定どおりの土砂降り。選手の顔色は雨雲よりも遥かに暗く重い。それは「合宿最後の練習はランパス90分」の噂が、どうやら避けられない事実と受け止めたからだ。囚人のような足取りでグランドに集まる。なぜ?選手が当惑するほど私(松山)と小澤コーチの機嫌は悪く、目つきが尋常ではない。「タラタラすんなよ!」「まだ変われねぇのかお前ら!」の怒声が浴びせられる。選手は内心「??なんで怒ってるの?」それらがすべてアカデミー賞級?の演技で、すべて「仕掛け」であることは、誰も知る由もなかった。

 

8:40ランパス開始 いきなり残忍なアゲインラッシュ。回転も前日のシボリより格段速い。「いい加減にせんかオラ!」の(嘘)怒声。「前日のシボリですら60分・・・。今日は俺らどうなっちゃうの?」と絶望と不安に襲われた。開始から3分が経過したころに突然「集合!」。すべての選手が「怒鳴られるか脅されるか」を覚悟した暗い顔で集まった。これで演技は無事終了!

松山(真顔)「あと1分で終わる」 選手「??呆れられた??」 SP「ヒャッホ-!」

松山(笑顔)「この合宿、本当によく頑張ったね!あと1分ですべて終わりっ!」

 SPを除く全ての部員が理解するのに約2秒かかり、その後に歓びを大爆発。極限の不安から極限の歓喜へ。くしゃくしゃの涙笑顔でインゴールにダイビングトライ。グランドの中央で坂東武者を熱唱し、菅平合宿2010は劇的な空気で幕を閉じた。

齊藤先生のダイビングトライ! しかしその代償は大きく・・・。

偉大なるキャプテン・ダイスケ

1年生 本当によくがんばりました。

2年生 この合宿で急成長! 頼もしくなりました。

3年生 立派な背中を見せました。最後の合宿おつかれさん!

 

バズ(合宿MVP)

『とりあえず本当に嬉しいです!でも、嬉しさよりも驚きの方が大きいです。この合宿でMVPをもらったからには、これからもっと頑張ってさらにいいプレーが出来るようになりたいです!』

くわまん(FW賞)

『正直、自分が賞を貰えるとは思っていなかったので、とても嬉しいです。今後も更に練習を積んで、自分の能力を高めていきたいです。』

ヒロポン(BK賞)

『今年の合宿はWTBに加えSOやBのキャプテンなど、充実した4泊5日だったのでバックス賞をもらえて光栄です。』

まっちゃん(敢闘賞)

『初めての合宿は、とても辛かったけど、楽しくて、四泊五日の間ラグビーのことだけに集中できました。こんなに連続で試合にでた事は初めてだったし、他校の方と練習できて、本当に充実していました。さらに辛い練習の時は2、3年生先輩たちが声を出して盛り上げてくれたので、とても助かりました。来年の合宿では先輩として新しい1年生を引っ張っていけるようにしたいです。』

フリーザ(小澤コーチ特別賞)

『あっという間の4泊5日でした。5日間すべてに怒られたり、褒められたりなどドラマがあって1日1日が充実してました。小沢コーチから特別賞の発表で名前を呼ばれたとき、『ラグビーやっててよかったな』と思いました。この賞をもらったからには、スクラムで信頼されてAで出れるよう山を下りてからもがんばります。』

ケンタ(早稲田特別賞)

『みんな頑張っていた中で、このように賞をもらえたことは、とても自信になりました。

でも、一緒に頑張ってくれた他の部員がいたから自分も頑張れたのだと思います。 これからも体張ったプレーをしていきたいです!』

 

てつ

『ついに最後の合宿が終わりました。終日ラグビー漬けという環境でしたが、個性豊かなメンバーのお陰でとても楽しむことができました。また試合では、内容の良いゲームの時には、自分らしいプレーが出来ていたと思います。しかし、気持ちであったり、勢いであったりが、足りない試合の時にその空気を変えるようなプレーができないことに気づく事ができ個人としてもチームとしても成長できとても充実した四泊五日でした。』

ボビー(左)

『とうとう3回目の合宿が終わった。今年の合宿は最後の合宿ということもあり、一試合一試合が自分にとって貴重な思い出になった。スキー場みたいな山に登ってめっちゃ疲れたこと、昼飯に遅れて1時間以上走らされたこと、その後すぐに試合したこともきっと忘れない。最後の試合まであと少ししか時間がないけど、合宿で得たものを吸収し自分のものにして、最後悔いのない試合にしたい。』

シュウ(右)

『本当にラグビーだけの五日間でした。ここまでラグビーが楽しいと思える時間はいままでなかったです。苦しい時間や厳しい試合もありましたが、全員で盛り上がって乗り越えられたのは大きな収穫が得られたと思います。二年生からのサプライズプレゼントも嬉しかったです。そして三年生全員口に出すのは恥ずかしいと思いますが受験勉強をするべき時期に合宿に行く事を許してくれた親に感謝しているものと思います。』

ウッチー

『今回の合宿のテーマは「極」でしたが、チーム全体で様々なことを極めることができました。山登りとランパスという、辛いことや最終日での様々なサプライズで絆を極めました。それから、強豪校との試合や練習で皆でスキルアップすることができました。そして、3年生は最後の菅平合宿ということで最終日には感極まりました。これから、横須賀に帰っても合宿で得た課題を修正して、秋に向けてリスタートしましょう。』

たくあん

『今回で最後の合宿になってしまいましたが今までで1番成長できたような感じがする合宿になってよかったです。試合が多くチームとして強くなりました。これからはもっとチームを高いレベルにもっていけるよう時間を大切にしたいです。』

スミケン

『高校生活最後の合宿は本当にあっという間に過ぎていきました。5日という短い間だったけど勉強なんてする暇がないほどラグビー漬けのかなり濃い5日だったと思います。山に登ったり1時間以上ランパスをしたり、今までで一番きつい合宿だったけど一番楽しい合宿でした!この合宿の経験、課題をいかして花園予選では自分達の目標を達成できるように頑張ります!』

ジョジョ

『今年の合宿は高校最後の合宿ということで例年よりも一つ一つの試合に集中出来たと思います。とくに花園クラスの所との試合は得るものが大きかったと思います。この合宿の経験で花園予選に向けて皆の気持ちがさらに固まったと思います。』

バズ

『最後の合宿が終わってしまい、とても寂しいです。三日目に学習院にぼこぼこにされ四日目には絞りがあり、一度は最悪のところまで行きましたが、最後の試合では全員が一生懸命で最高の試合だったと思います。いろいろありましたが、その分とても充実していて今までで最高の合宿でした!』

いが

『最後の合宿が終わった。みんなこの合宿を通してすごく強くなった。けどその間自分はケガでずっと外から見ていた。どんどんみんなが強くなるのをただ見ているのがめちゃめちゃ悔しかった。この5日間で開いた差は大きい。けどこれからの過ごし方次第でまだまだ逆転できるはず。秋までに強くなって絶対スタメンに入る!』

はらぶん

『この5日間を終えて、本当に中身の濃い合宿だったなと思いました。春の肩のケガから復帰することができて良かったです。合宿中にまた大きなケガをしたらどうしようなどと不安はありましたが、大きなケガもなく良かったです。試合ではまだまだな部分がたくさんありましたが、これからの練習で補い、この合宿で得たものを活かしながら秋の大会に向けて頑張ります。』

アル

『ついに最後の合宿が終わった。毎回思うことだが、菅平では時間が過ぎるのが本当に早い。初日、多少息がきつかったものの勝利することができいい流れができたと思った。自分の個人的なミスが目立つことはあっても正直チームとしては確実に強くなってると感じていた。しかし3日目の午後、学習院戦でそれは勘違いだったのかと思わされた。試合前からテンションあげまくりで凄まじい気迫の学習院。結局試合では手も足も出ず負けてしまった。しかしこの負けからは多くのことを学ぶことができた。高校に入ってから、3年になってからの自分を見つめなおす機会になった。そして迎えた最後の試合。直前までしぼりのランパスをやっていたにもかかわらず、雰囲気は最高だったと思う。なによりもみんなでラグビーをしているのが楽しかった。いくつか反省は残ったが無事勝利し、気持ち良く4日目を終えることができた。最終日はまさかのランパスかと思いきやまさかのサプライズ練習!!全員でトライをとり坂東武者を歌った。自分青春してるなあと思ってこれで終わりかと思うと少ししんみりしてしまった。この合宿を通して横須賀高校ラグビー部は自分にとってより一層かけがえのないものになった。残されたのは花園予選。ここで気を抜いたら合宿で得たものも今までの練習で培ってきたものも全て無になってしまう。最後の最後まで悔いの残らない楽しい一瞬一瞬を過ごしていきたい。なにはともあれ合宿おつかれさまでした。』

ちば

『最後の合宿が今までで1番楽しかったです。マネージャーとして自分にできることは一生懸命やりました。後輩マネージャーのみんなは、来年がんばってほしいです。きっとできるって信じています。まだ最後だという実感がありません。賞をもらった人たちが嬉しそうに笑うのを見て、不覚にも涙が出ました。マネージャーはがんばっているみんなをずっと見ています。熊坂組大好きです。』

おっちゃん

『いよいよ最後の合宿ということになりました。3年生ということで責任感をもって臨まなければならず、合宿中“何かあったらどうしよう”と毎日不安でいっぱいでした。しかし大きなケガはなく無事終えることができ、今は本当に嬉しいです。ラグビー部にいて辛いときもありましたが、思うとあっという間で充実した時間でもありました。残された時間を少しでも長くするために、MGというポジションから協力していきたいと思います。』

ダイスケ

『合宿の初日に、合宿期間が長い私立と勝負するためには、密度を濃くしていかなければいけないと言ったことを、合宿の後もみんな意識して欲しい。合宿のテンションを秋まで続ければ、絶対にチームとして個人として成長できると思います。結果を残せるように頑張りたいです。』

 

 「極」をテーマに揚げ、コクトチ戦までにゲームメイクに関して目標レベルを達成した。学習院戦を境に落ちるところまで落ち、シボリと最終戦、さらに最終練習でチームワークも目標レベルまで高まった。3年生のおかげで、奇跡的なほどストーリー性のあった夏合宿。この経験を生かし、花園予選まで飛躍を続けたい。抽選会まであと18日。

 

 

 

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