神奈川県立横須賀高校ラグビー部
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『悪くはない未熟さ』 vs希望が丘&公文国際
2010/12/21
また「連合」か…。12月19日、新人戦2回戦となる「vs合同F」が行われた。初戦の合同Dチームは経験者揃いの関東六浦と神奈川工業の肉弾格闘系チーム。普及・救済を目的とした合同チームのコンセプトとは似つかわしくなく、「連合」の響きが似合うチームだった。そしてこの日の相手も「合同F」より「連合」の響きが相応しい。ついこの前まで関東大会に出場していた公文国際学園と、県立の強豪校・希望が丘のタッグだ。公文のチームカラーからすると、今度はフレア展開系チームといったところか。いずれにせよ、全く油断のできない相手であることは間違いがない。
準備ゼロの状態で臨んだ初戦から1ヶ月、基礎練習を中心にしながらもチームとしてのデザインのイメージを持った段階だ。もちろんイメージがあるだけで、実践で通用するレベルには到底ない。これからの月日で練習を積み重ねてイメージを実現する力を体得していくだけだ。この2回戦の目的は2つ。「イメージ実現への手段の把握」と「勝利」。とくに重きを置いたのは、後者「とにかく勝てばいい」だ。勝てば年明けの3回戦は、熊坂組ラストゲームの相手・湘南工大附属だ。これから冬休みの期間をどんな気持ちとどんなモチベーションで過ごすのか、負けるわけにはいかない試合となった。
13:00 キックオフ
序盤から意図的なゲームメイクであっさり2トライを奪う。行き当たりばったりのトライではなく、また個人技によるトライでもないだけに価値は十分にあった。しかしこの2トライで、強さも経験もない集団であるはずの稲垣組が、自ら崩れていった。
具体的に挙げると、楽観的で適当なゲームメイクとサイン選択。21点を取るまではどんなチームも崩れることなく勝負は緊迫し、油断するとやられる。にも関わらず、たかだか14点で「軽い」ゲームメイクを始めた横高は、再三ゴール前に迫るもあと数メートルでのミスを連発。スコアは停滞し、相手は勢いを盛り返す結果となった。ついには最も取られてはいけないパターンでの失トライ。最終スコアは21-5。アタックでいくら優位に立つも、得点できなければスコアは動かない。己への過信とゲームメイクの甘さが露呈する結果となった。
ただし、この事態は最悪ではない。冷静さを欠き、勝負欲を抑えられず不必要な勝負をしまくった。「そこは勝負しちゃダメだよ」は、スタート段階としては悪くはないミスチョイスだ。「そこは勝負しろよ」「なんで勝負しないんだよ」こそ最低だ。そういう面では、これから経験を積む中で、勝負どころの見極めと的確な選択を覚えていけばいい。
T I
『後半に疲れからか、ミスが目立つようになり自分達のペースを掴む事ができませんでした。やっぱりまだまだメンタル面が弱いと思うので毎日の練習から変えていきたいです。』
コボちゃん
『まずは2回戦勝てて良かったです。でも、つまらないミスで最初の2トライからの流れをとめてしまったのは痛かったです。次の試合はそんなことやってられません。この試合でチームがやりたいことの形が少しずつ見えてきたと思うので、次までに個人練をしっかりやって勝ちたいと思います。』
ひょーたん
『絶対に負けられない試合だったので緊張しましたが同時に楽しみな試合でもありました。前半は自分のやりたかったプレーも成功しチームもいい雰囲気で終える事が出来たが後半細かいミスが続き雰囲気も落ちてきてそして何よりモールで相手にトライを取られてしまった。こんなことではシード相手には絶対に通用しないと思うので次の試合はもっと強くなって、フォワードで相手を圧倒して最後まで楽しんでやれる試合にしたい。』
ゲームの目的として掲げた2つは何とか手に入った。いよいよ年明けは湘南工大附属戦。まだまだ時間がかかる新チームだが、到達ポイントと力差を計る大事な試合になるだろう。
準備ゼロの状態で臨んだ初戦から1ヶ月、基礎練習を中心にしながらもチームとしてのデザインのイメージを持った段階だ。もちろんイメージがあるだけで、実践で通用するレベルには到底ない。これからの月日で練習を積み重ねてイメージを実現する力を体得していくだけだ。この2回戦の目的は2つ。「イメージ実現への手段の把握」と「勝利」。とくに重きを置いたのは、後者「とにかく勝てばいい」だ。勝てば年明けの3回戦は、熊坂組ラストゲームの相手・湘南工大附属だ。これから冬休みの期間をどんな気持ちとどんなモチベーションで過ごすのか、負けるわけにはいかない試合となった。
13:00 キックオフ
序盤から意図的なゲームメイクであっさり2トライを奪う。行き当たりばったりのトライではなく、また個人技によるトライでもないだけに価値は十分にあった。しかしこの2トライで、強さも経験もない集団であるはずの稲垣組が、自ら崩れていった。
具体的に挙げると、楽観的で適当なゲームメイクとサイン選択。21点を取るまではどんなチームも崩れることなく勝負は緊迫し、油断するとやられる。にも関わらず、たかだか14点で「軽い」ゲームメイクを始めた横高は、再三ゴール前に迫るもあと数メートルでのミスを連発。スコアは停滞し、相手は勢いを盛り返す結果となった。ついには最も取られてはいけないパターンでの失トライ。最終スコアは21-5。アタックでいくら優位に立つも、得点できなければスコアは動かない。己への過信とゲームメイクの甘さが露呈する結果となった。
ただし、この事態は最悪ではない。冷静さを欠き、勝負欲を抑えられず不必要な勝負をしまくった。「そこは勝負しちゃダメだよ」は、スタート段階としては悪くはないミスチョイスだ。「そこは勝負しろよ」「なんで勝負しないんだよ」こそ最低だ。そういう面では、これから経験を積む中で、勝負どころの見極めと的確な選択を覚えていけばいい。
T I
『後半に疲れからか、ミスが目立つようになり自分達のペースを掴む事ができませんでした。やっぱりまだまだメンタル面が弱いと思うので毎日の練習から変えていきたいです。』
コボちゃん
『まずは2回戦勝てて良かったです。でも、つまらないミスで最初の2トライからの流れをとめてしまったのは痛かったです。次の試合はそんなことやってられません。この試合でチームがやりたいことの形が少しずつ見えてきたと思うので、次までに個人練をしっかりやって勝ちたいと思います。』
ひょーたん
『絶対に負けられない試合だったので緊張しましたが同時に楽しみな試合でもありました。前半は自分のやりたかったプレーも成功しチームもいい雰囲気で終える事が出来たが後半細かいミスが続き雰囲気も落ちてきてそして何よりモールで相手にトライを取られてしまった。こんなことではシード相手には絶対に通用しないと思うので次の試合はもっと強くなって、フォワードで相手を圧倒して最後まで楽しんでやれる試合にしたい。』
ゲームの目的として掲げた2つは何とか手に入った。いよいよ年明けは湘南工大附属戦。まだまだ時間がかかる新チームだが、到達ポイントと力差を計る大事な試合になるだろう。
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