神奈川県立横須賀高校ラグビー部
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山梨遠征 『花園レベルとの戦い』
2011/03/29
春休み。この期間にどれだけの練習を積み重ねることができるかが、4月に開幕する関東大会予選を大きく左右する。そんな大切な期間は、なんとも刺激的な遠征でスタートした。
会場は山梨学院大学グランド。相手は全国区の超名門・日川高校、近年群馬NO1に君臨する明和県央、昨年度山梨NO2の甲府工業、東海大会ブロック3位の静岡高校だ(それぞれ20分×1本ずつ)。たいちとバンブーが参加した都県対抗のときに、アップ会場で関東新人大会に出場する日川高校と隣合わせだったときに、そのデカさ力強さに驚愕した。日川は常総学院(茨城)、流通経済大柏(千葉)や深谷(埼玉)といった花園校に50点以上スコアする大差で下して関東新人5位。優勝した桐蔭には敗れたが、スコアから勝敗を厳しく争ったことことが十分想像できる。「本物と勝負したい!」横高早朝6時発・日帰り山梨遠征を行った。
9:00 会場の山梨学院大学着。初戦の相手は明和県央。いきなり花園出場校との対戦。20分1本勝負なので、キックを避けて積極勝負に出た。内容は序盤から横高が完全に支配。相手につけいる隙を全く与えることなく3トライをBKで奪い、新人戦からの進化を証明した。終盤は久々のゲームということでノーペナルティーの意識を欠きPKを連発。自滅ムードだが激しいタックルで何とか零封。初戦をトライ数「3本-0本」で勝利した。
この日もチームの守護神のごとく好タックルを連発!いっちー。
2戦目は遠征のビッグターゲット、いよいよ日川高校戦だ。自分たちよりもデカくてパワフルな相手にいかに戦うか。関東予選の大一番のつもりで、緊張感を高めて臨んだ。序盤は理想的な展開でスタート。FWBKともに自信を持って挑みかかり、チャンスを逃さずWTBで先制トライを奪った。しかしここから明和県央戦と同じ自滅。不要なペナルティーを繰り返して失トライ。終了直前、相手ゴールライン3m前に迫ったところで判断に若さが出て、取れるトライを自ら手放して万事休す。掴みかけた勝機を逃した。トライ数「1本-1本」。
3戦目は甲府工業戦(vs横須賀B)。日頃の練習の成果、成長の跡が十分に現れたナイスタックルを連発。ひろし、そばかすらが意識高く突き刺さる。勝利には届かなかったが、充実のドロー。「1本-1本」で終えた。
ちばちんはFLへコンバートして3日目。さっそくナイスタックルを決めた。
4戦目の相手は日川B。何しろ日川のBだ。絶対に強い。一見して筋肉隆々。対する横須賀はABミックスで臨んだ。これまでの3戦の要素がすべて入ったような展開。意図通りのアタックとDFが成功したが、日川の強烈なFWの前にほぼB構成のFWが踏ん張れない。勝てるゲームを勝ちきれず、「2本-2本」で終えた。
最終5戦目。相手は静岡の強豪・静岡高校。相手都合で静岡Bとの対戦となったが、こちらは試したいプランがあるのでAで勝負。結果は意図する攻守のプランを積極的に試し、十分な手ごたえと成功経験を積むことができた。「3本-0本」。快勝で遠征を締めくくった。
たいち
『今日は全国レベルのデカイ相手に低いタックルで仰向けにするのが目標だったんですけど、下手なタックルしか出来なくて情けなかったです。この気持ちを関東予選でぶつけたいと思います。』
ひょーたん
『全国レベルの相手だったのでとても緊張しました。全国レベルの相手に対してチームとしてもFWとしても通用する部分はたくさんあったし自信になりましたが、個人として意地でも相手を止めたりボールを絶対に捕るという気持ちが足りていなかった。公式戦という気持ちで臨んだのに本当に情けなかった。』
ケンタ
『花園常連校、監督は元日本代表梶原さん。なかなか思うように練習ができない状況でしたが、最初話を聞いたときから密かに燃えていました。そんな日川高校との試合は、20分だけしかできなかったのが残念で仕方ない、そう思えるくらい楽しい時間でした。もっと自分達の力を試したかったところもありましたが、関東予選へ向けて確固たる自信がついてきたと思います。一つ、A、B両方で試合に出させてもらった身で感じたのは、横須賀内でのAとBの格差。日頃言われ続けている事ではありますが、チームで意識の差がでてきてしまったら、これから関東予選を勝ち抜いていくことはできないと思います。決して意識が高いとは言えない身分で偉そうなことを言ってしまいましたが、何度も言うようにやれるメンバーは揃っていると思います。関東大会へ向けて、チーム全体で頑張っていきましょう。』
たっくん
『今回の試合はペナルティーへの意識が薄かったと思う。それにタックルも相手を仰向けにするビッグタックルができなかったのが残念だった。関東予選までにはフィジカルを鍛えて、絶対倒れない体を手に入れたいと思う。』
りょーちん
『今日は、久しぶりの試合で今の自分の脚がどこまで通用するかがわかりました。また、タックルが低く入れなかったりなど自分の課題もより明確になったのでよかったと思います。』
新人戦で勝ちきれなかった原因は、何よりも「プレッシャー下での基本スキルの未熟さ」だ。他に挙げるとすれば「攻撃のオプションの少なさ」。この遠征の目的は、その二つを克服し、さらには横高よりもデカくて強いFWと真っ向勝負すること。5試合を通じて、遠征目的は十分に達成することができた。しかし少し試合勘が鈍ると「ノーペナルティー」が守れなくなる課題も再確認。他校の先生方からも貴重なアドバイスをいくつもいただいた。
全国区の強豪と互角に戦うことができた。チームとして確実に一つ上のステージに上ることができた。この体感と自信は大きな力となる。明日からは再び原点に戻って、足元を見据えて一歩一歩、基礎基礎基礎!
会場は山梨学院大学グランド。相手は全国区の超名門・日川高校、近年群馬NO1に君臨する明和県央、昨年度山梨NO2の甲府工業、東海大会ブロック3位の静岡高校だ(それぞれ20分×1本ずつ)。たいちとバンブーが参加した都県対抗のときに、アップ会場で関東新人大会に出場する日川高校と隣合わせだったときに、そのデカさ力強さに驚愕した。日川は常総学院(茨城)、流通経済大柏(千葉)や深谷(埼玉)といった花園校に50点以上スコアする大差で下して関東新人5位。優勝した桐蔭には敗れたが、スコアから勝敗を厳しく争ったことことが十分想像できる。「本物と勝負したい!」横高早朝6時発・日帰り山梨遠征を行った。
9:00 会場の山梨学院大学着。初戦の相手は明和県央。いきなり花園出場校との対戦。20分1本勝負なので、キックを避けて積極勝負に出た。内容は序盤から横高が完全に支配。相手につけいる隙を全く与えることなく3トライをBKで奪い、新人戦からの進化を証明した。終盤は久々のゲームということでノーペナルティーの意識を欠きPKを連発。自滅ムードだが激しいタックルで何とか零封。初戦をトライ数「3本-0本」で勝利した。
この日もチームの守護神のごとく好タックルを連発!いっちー。
2戦目は遠征のビッグターゲット、いよいよ日川高校戦だ。自分たちよりもデカくてパワフルな相手にいかに戦うか。関東予選の大一番のつもりで、緊張感を高めて臨んだ。序盤は理想的な展開でスタート。FWBKともに自信を持って挑みかかり、チャンスを逃さずWTBで先制トライを奪った。しかしここから明和県央戦と同じ自滅。不要なペナルティーを繰り返して失トライ。終了直前、相手ゴールライン3m前に迫ったところで判断に若さが出て、取れるトライを自ら手放して万事休す。掴みかけた勝機を逃した。トライ数「1本-1本」。
3戦目は甲府工業戦(vs横須賀B)。日頃の練習の成果、成長の跡が十分に現れたナイスタックルを連発。ひろし、そばかすらが意識高く突き刺さる。勝利には届かなかったが、充実のドロー。「1本-1本」で終えた。
ちばちんはFLへコンバートして3日目。さっそくナイスタックルを決めた。
4戦目の相手は日川B。何しろ日川のBだ。絶対に強い。一見して筋肉隆々。対する横須賀はABミックスで臨んだ。これまでの3戦の要素がすべて入ったような展開。意図通りのアタックとDFが成功したが、日川の強烈なFWの前にほぼB構成のFWが踏ん張れない。勝てるゲームを勝ちきれず、「2本-2本」で終えた。
最終5戦目。相手は静岡の強豪・静岡高校。相手都合で静岡Bとの対戦となったが、こちらは試したいプランがあるのでAで勝負。結果は意図する攻守のプランを積極的に試し、十分な手ごたえと成功経験を積むことができた。「3本-0本」。快勝で遠征を締めくくった。
たいち
『今日は全国レベルのデカイ相手に低いタックルで仰向けにするのが目標だったんですけど、下手なタックルしか出来なくて情けなかったです。この気持ちを関東予選でぶつけたいと思います。』
ひょーたん
『全国レベルの相手だったのでとても緊張しました。全国レベルの相手に対してチームとしてもFWとしても通用する部分はたくさんあったし自信になりましたが、個人として意地でも相手を止めたりボールを絶対に捕るという気持ちが足りていなかった。公式戦という気持ちで臨んだのに本当に情けなかった。』
ケンタ
『花園常連校、監督は元日本代表梶原さん。なかなか思うように練習ができない状況でしたが、最初話を聞いたときから密かに燃えていました。そんな日川高校との試合は、20分だけしかできなかったのが残念で仕方ない、そう思えるくらい楽しい時間でした。もっと自分達の力を試したかったところもありましたが、関東予選へ向けて確固たる自信がついてきたと思います。一つ、A、B両方で試合に出させてもらった身で感じたのは、横須賀内でのAとBの格差。日頃言われ続けている事ではありますが、チームで意識の差がでてきてしまったら、これから関東予選を勝ち抜いていくことはできないと思います。決して意識が高いとは言えない身分で偉そうなことを言ってしまいましたが、何度も言うようにやれるメンバーは揃っていると思います。関東大会へ向けて、チーム全体で頑張っていきましょう。』
たっくん
『今回の試合はペナルティーへの意識が薄かったと思う。それにタックルも相手を仰向けにするビッグタックルができなかったのが残念だった。関東予選までにはフィジカルを鍛えて、絶対倒れない体を手に入れたいと思う。』
りょーちん
『今日は、久しぶりの試合で今の自分の脚がどこまで通用するかがわかりました。また、タックルが低く入れなかったりなど自分の課題もより明確になったのでよかったと思います。』
新人戦で勝ちきれなかった原因は、何よりも「プレッシャー下での基本スキルの未熟さ」だ。他に挙げるとすれば「攻撃のオプションの少なさ」。この遠征の目的は、その二つを克服し、さらには横高よりもデカくて強いFWと真っ向勝負すること。5試合を通じて、遠征目的は十分に達成することができた。しかし少し試合勘が鈍ると「ノーペナルティー」が守れなくなる課題も再確認。他校の先生方からも貴重なアドバイスをいくつもいただいた。
全国区の強豪と互角に戦うことができた。チームとして確実に一つ上のステージに上ることができた。この体感と自信は大きな力となる。明日からは再び原点に戻って、足元を見据えて一歩一歩、基礎基礎基礎!
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