神奈川県立横須賀高校ラグビー部
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立教大学ラグビー祭招待試合 vs浦和高校
2011/07/05
7月3日、高校レベルではほとんど聞くことのない「招待試合」が行われた。ホストは立教大学ラグビー部。立教ラグビー祭として、毎年幼稚園児~不惑までの全カテゴリーの招待試合と新入生vs若手OBを行っているが、今年は敷地改装工事にともない、OB戦と高校の部のみの簡易バージョンとなった。招かれたのは、横須賀高校と埼玉県立浦和高校。
浦高といえば、近年強豪ひしめく埼玉でベスト4を守り続け、昨年もあと4点で花園を逃すというほどの強豪校だ。学業が全国トップクラスなのは有名な話。一学年に400名近い男子を有し(男子校)、ラグビー部員も60名を越える大所帯。そんな日本屈指の名門高校、名門チームとの対戦が、立教大学のご好意で実現した。
12:00 キックオフ。試合は20分×3(A→B→1年)で行われたが、それでも熱中症になるほどの高温多湿・・・。実は横高は試験休み中、浦高は試験休み明けということで、試合に向けた準備はほぼなく、フィットネスも双方厳しい状況だった。
Aゲームは横高ペース。DFからの切り返しでWTBリョーイチがインゴールまで駆け抜けると、その後も敵陣ゴール前に何度も達したが仕留めきれず。終了間際にレフリーの勘違い(タッチジャッジとの間の誤解)で地域を大幅に失い残念な失トライ。最終スコアは「7-5」と渋いスコアだったものの、内容的には快勝だった。
Bゲームは展開もスコアも快勝。CTBタツヤ、FBシュンスケがしなやかな走りを披露し、レギュラー入りに向けて成長をアピールした。「17-0」。
1年生ゲームは、一進一退の展開。リョウスケの献身的な働きやアサトのビッグタックルなどもあるが、最後はやっぱり快速フィニッシャー・ケント。終了間際にボールを託されると、段違いのスピードで相手を交わしてトライを奪った。最終スコアは「5-0」。
変則ゲームではあるものの。トータル60分で「29-5」の勝利。夏に向けてリスタートを切る前に、確かな手ごたえを得ることができた。
立教大学 加藤修平ヘッドコーチ
『横須賀高校ラグビー部の皆様、炎天下、試験期間の中富士見グランドにお越しいただきありがとうございました。関東大会、昨日の試合を見させてもらい改めて規律の高いチームで、全員が高い意識で取り組んでいるということが分かりました。ブレイクダウンのダウンボール一つ、アップの態度一つにこだわっている、素晴らしいチームであると思います。浦和高校との試合を見させてもらって選手全員が生き生きとした表情をしていることが印象に残りました。これから厳しい夏の合宿を経てさらにもう一段レベルを上げて花園出場に向かって頑張ってください。
昨日の挨拶でも話させてもらいましたが神奈川県は全国で有数の激戦区であると思います。神奈川を制することは全国でも優勝を狙えることを意味します。それは我々立教大学にとっても同じことです。立教大学が復帰を目指す関東大学対抗戦Aグループは日本一レベルの高い大学が集まっています。昨年度立教大学はその対抗戦Aグループで最下位になり、入替戦で敗れ対抗戦Bグループに降格しました。今立教が目指していることは対抗戦Aグループに復帰することではなく、対抗戦Aグループを制するチームになることです。
それは、はたから見れば不可能だと思われるかもしれません。無条件の推薦合格者はいませんし、寮もない、授業も出席しなければならない。入学料、授業両免除もありません。 立教大学が対抗戦で負っているハンディを挙げればたくさんあげられます。しかし昨日松山先生がおっしゃったように言い訳をしても全く意味がありません。この環境から本気で日本一を目指しています。立教を目指し、入学してくれた選手でそれを達成します。
横須賀高校のチャレンジと立教大学のチャレンジは同じぐらい厳しくそして価値のあるものであると思います。しかしそのチャレンジは達成するためにあります。ともに頑張りましょう!
富士見グランドに来ていただきありがとうございました!今後とも横須賀高校さんのチャレンジを勝手ながら応援させていただきます!立教が横須賀高校の皆さんに選択肢のひとつにしていただければ幸いです!ますますの、ご活躍をおうえんしております!』
タツヤ
『今回は久しぶりにセンターを経験しました。何をしたらいいか少し忘れていたけれど、強いプレーをしようということだけは決めていました。最初、曖昧なプレーをしてノックオンなどのミスばかりでしたが、後半は強く走り抜くことができました。今回の試合はとてもいい刺激になりました。』
シュンスケ
『「文武両道」浦和高校との一戦。練習試合だけども、今日のチーム目標である「個々の積極的な強いプレー」を自分の納得できるまで やりまくろうと必死でした。内容は納得がいくものが多く、自分なりのプレーができたと思います。しかし、キックミスなど、あってはならないミスもありました。 日頃の練習で 試合で得た物を改善していこうと思います。』
アサト
『今回の試合では、ウィングも体験しました。なれないポジションでの試合は不安が多かったんですけど、自分の大切にしてるタックルはできた気がしました。一年生試合では、これといったプレーはできなかったんですけど、一年生みんなで浦和に高校に勝てたのはとてもうれしかったのでこの経験を次の試合にいかしたいです!』
立教大学4年生屋台より、浦高と一緒にヤキソバやフランクフルトをいただきました。
テスト休みが明ければ、いよいよ夏が始まる。暑さもある。自分との戦いになる。誰しもが弱気な自分の重い足を動かしてグランドに立つ。そんな夏を、どうか楽しんで欲しい。要は割りきり。きついも暑いもみんな一緒。みんなで暑がり、みんなで重い足を動かし、みんなで苦しみ、みんなで練習後に笑い、水シャワーをかぶる。ときどきこっそり炭酸ジュースで自分にご褒美を与える。そんな季節の思い出が、人生の貴重な記憶となり、秋の強さと感動に直接つながる。割り切れば楽しめる。一般的高校生には味わうことのできない、素敵な夏を堪能してほしい。
浦高といえば、近年強豪ひしめく埼玉でベスト4を守り続け、昨年もあと4点で花園を逃すというほどの強豪校だ。学業が全国トップクラスなのは有名な話。一学年に400名近い男子を有し(男子校)、ラグビー部員も60名を越える大所帯。そんな日本屈指の名門高校、名門チームとの対戦が、立教大学のご好意で実現した。
12:00 キックオフ。試合は20分×3(A→B→1年)で行われたが、それでも熱中症になるほどの高温多湿・・・。実は横高は試験休み中、浦高は試験休み明けということで、試合に向けた準備はほぼなく、フィットネスも双方厳しい状況だった。
Aゲームは横高ペース。DFからの切り返しでWTBリョーイチがインゴールまで駆け抜けると、その後も敵陣ゴール前に何度も達したが仕留めきれず。終了間際にレフリーの勘違い(タッチジャッジとの間の誤解)で地域を大幅に失い残念な失トライ。最終スコアは「7-5」と渋いスコアだったものの、内容的には快勝だった。
Bゲームは展開もスコアも快勝。CTBタツヤ、FBシュンスケがしなやかな走りを披露し、レギュラー入りに向けて成長をアピールした。「17-0」。
1年生ゲームは、一進一退の展開。リョウスケの献身的な働きやアサトのビッグタックルなどもあるが、最後はやっぱり快速フィニッシャー・ケント。終了間際にボールを託されると、段違いのスピードで相手を交わしてトライを奪った。最終スコアは「5-0」。
変則ゲームではあるものの。トータル60分で「29-5」の勝利。夏に向けてリスタートを切る前に、確かな手ごたえを得ることができた。
立教大学 加藤修平ヘッドコーチ
『横須賀高校ラグビー部の皆様、炎天下、試験期間の中富士見グランドにお越しいただきありがとうございました。関東大会、昨日の試合を見させてもらい改めて規律の高いチームで、全員が高い意識で取り組んでいるということが分かりました。ブレイクダウンのダウンボール一つ、アップの態度一つにこだわっている、素晴らしいチームであると思います。浦和高校との試合を見させてもらって選手全員が生き生きとした表情をしていることが印象に残りました。これから厳しい夏の合宿を経てさらにもう一段レベルを上げて花園出場に向かって頑張ってください。
昨日の挨拶でも話させてもらいましたが神奈川県は全国で有数の激戦区であると思います。神奈川を制することは全国でも優勝を狙えることを意味します。それは我々立教大学にとっても同じことです。立教大学が復帰を目指す関東大学対抗戦Aグループは日本一レベルの高い大学が集まっています。昨年度立教大学はその対抗戦Aグループで最下位になり、入替戦で敗れ対抗戦Bグループに降格しました。今立教が目指していることは対抗戦Aグループに復帰することではなく、対抗戦Aグループを制するチームになることです。
それは、はたから見れば不可能だと思われるかもしれません。無条件の推薦合格者はいませんし、寮もない、授業も出席しなければならない。入学料、授業両免除もありません。 立教大学が対抗戦で負っているハンディを挙げればたくさんあげられます。しかし昨日松山先生がおっしゃったように言い訳をしても全く意味がありません。この環境から本気で日本一を目指しています。立教を目指し、入学してくれた選手でそれを達成します。
横須賀高校のチャレンジと立教大学のチャレンジは同じぐらい厳しくそして価値のあるものであると思います。しかしそのチャレンジは達成するためにあります。ともに頑張りましょう!
富士見グランドに来ていただきありがとうございました!今後とも横須賀高校さんのチャレンジを勝手ながら応援させていただきます!立教が横須賀高校の皆さんに選択肢のひとつにしていただければ幸いです!ますますの、ご活躍をおうえんしております!』
タツヤ
『今回は久しぶりにセンターを経験しました。何をしたらいいか少し忘れていたけれど、強いプレーをしようということだけは決めていました。最初、曖昧なプレーをしてノックオンなどのミスばかりでしたが、後半は強く走り抜くことができました。今回の試合はとてもいい刺激になりました。』
シュンスケ
『「文武両道」浦和高校との一戦。練習試合だけども、今日のチーム目標である「個々の積極的な強いプレー」を自分の納得できるまで やりまくろうと必死でした。内容は納得がいくものが多く、自分なりのプレーができたと思います。しかし、キックミスなど、あってはならないミスもありました。 日頃の練習で 試合で得た物を改善していこうと思います。』
アサト
『今回の試合では、ウィングも体験しました。なれないポジションでの試合は不安が多かったんですけど、自分の大切にしてるタックルはできた気がしました。一年生試合では、これといったプレーはできなかったんですけど、一年生みんなで浦和に高校に勝てたのはとてもうれしかったのでこの経験を次の試合にいかしたいです!』
立教大学4年生屋台より、浦高と一緒にヤキソバやフランクフルトをいただきました。
テスト休みが明ければ、いよいよ夏が始まる。暑さもある。自分との戦いになる。誰しもが弱気な自分の重い足を動かしてグランドに立つ。そんな夏を、どうか楽しんで欲しい。要は割りきり。きついも暑いもみんな一緒。みんなで暑がり、みんなで重い足を動かし、みんなで苦しみ、みんなで練習後に笑い、水シャワーをかぶる。ときどきこっそり炭酸ジュースで自分にご褒美を与える。そんな季節の思い出が、人生の貴重な記憶となり、秋の強さと感動に直接つながる。割り切れば楽しめる。一般的高校生には味わうことのできない、素敵な夏を堪能してほしい。
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