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伊藤組始動 『Responsibility』

2012/12/25

 偉大だった岩田組の後を引き継ぎ、キャプテン・トモマサ率いる伊藤組が始動した。多彩に煌めく才能が奇跡的に集まった岩田組。彼らが残してくれたものは立派な戦績だけではない。誠実にひたむきに努力を重ねる姿勢、ラグビーに対するこだわりと熱さ、純粋さと楽しむ心、たくさんの素晴らしい姿を伊藤組に残してくれた。
 
 伊藤組には岩田組のような多彩なタレントは存在しない。経験も能力も人数も。しかし岩田組が残してくれた「横高ラグビーの本質」は、立派に受け継いでくれるに違いない誠実な選手たちが揃っている。これから1年間、どんな過酷ないばらの道でも横高らしく、ひたむきに一歩ずつ前進してほしい。
 
 新チームが掲げたテーマは「Responsibility(責任)」。秀でた選手がいない以上、アタックもDFも組織として戦っていく。求められるのはプレー中の一人ひとりの「規律」。組織として戦うからこそ、一人ひとりが「Responsibility」を完璧に果たさなければならない。
 また、どれほどタレントに恵まれていなくとも「横高ラグビーの伝統の継承」から逃げてはならない。約60年間、横高の偉大なる先輩方はどんな厳しい状況の代でも、決して諦めることなく戦ってきた。自分たちの立てた目標に対し、熱く誠実に努力の日々を過ごす。自分たちにできるベストを尽くし切る。それが横高ラグビーの先輩方に対する「Responsibility」。日本語にすると「責任」と真面目くさいが、キャプテン・トモマサの人柄ともマッチしている。

 
トモマサ(キャプテン)
『歴史のある横須賀高校ラグビー部のキャプテンを務めさせていただくことになり嬉しいです。また、自分が伝統を引き継ぎ、看板を背負って行動していかなければならないという責任も感じます。
 新チームになりメンバーも大きく替わりました。ベスト4だったのは岩田組です。伊藤組ではありません。だからチャレンジャーの精神を持って、今まで以上に一戦一戦を大切にします。また、全員でタックルして走ってボールを繋いで、一人ひとりが責任を果たし、強くまとまったチームを作ります。

 新チームが始動してから今までの短い期間の中でも、皆が少しずつ上手くなっていることを感じます。けれども、新人戦までにはもっと上達しなければなりません。キャプテンとしてまだ至らないところもありますが、チームを引っ張っていけるよう、まずは自分から上達していきたいと思います。 
 最後になりましたが、沢山の保護者やOBの方々のサポートに感謝し、いい試合をして恩返しをしたいと思います。応援よろしくお願いします。』


アサト(バイスキャプテン)
『バイスキャプテンの池上です。今年のFWは稲垣組達のようにセットプレイ、モールを徹底的に強くして、体が小さい分、姿勢の低さでカバーして泥臭いプレーができるようにしていきたいです。また、フィジカルをチームで強化しているので倒れずに一歩でも前に、前に進める選手を増やしていこうと思ってます。
 そしてなによりメンタル面で相手より絶対に負けない、これを一番の目標にやっていきます。自分はまだまだ部員をまとめる力はないかも知れないけど、去年の岩田組から今年の伊藤組、実力的にもとても下がり好成績で引退していってプレッシャーがかかるキャプテンを少しでも支えて行きたいと思います。』


ストラテジー班(ユウスケ、津田、トモマサ、アサト、ヒロタカ、拓海、駿介)

 
ゲル(主務・モラル班リーダー)
『当たり前のことを当たり前に出来る、お互いに高めあえる関係をみんなで作りあえたらな、と思います。鞄の重み、横高の重みを改めて確認して、校内の友達やOB、保護者の方達から、愛され応援されるようなチームを目指し、引っ張っていきたいです。』

 
ユウマ(ストレングス班リーダー)
『今年度は前の岩田組に比べて、技術もなく身体も皆小さいので、日々のウェイトトレーニングで「力強い」「柔らかい」「怪我をしない」「動き続けられる」選手に皆がなれるようにします。限られた時間の中で、身体では岩田組より強くなれるようにしていきます。もちろん自分が行動で引っ張っていくつもりです。一年間よろしくお願いします。』

 
リョウゴ(パッション班リーダー)
『横須賀と言えばアゲアゲなので、パッションを中心にみんなが声を出しやすい雰囲気を作ります。そのためにも、自分が一番声を出して盛り上げ、アゲアゲの精神を忘れずに1年間頑張っていきたいです。』

 
なつみ(MGリーダー)
『マネージャーの代表になり責任感を感じます。ですが毎回毎回の部活でとてもやりがいを感じながら部活をしています。マネージャー3人で気を引き締めて部員達と一緒に、自分たちも成長できるように頑張っていきたいです。』

 

 伊藤組がまず立てた目標は、新人戦での「打倒・関東学院」。トーナメント上の場所(ベスト4シード)は岩田組のもの。伊藤組にとっては、関東学院戦はビッグチャレンジといって間違いない。勝負の1月13日まで、やれる努力はやり尽くす。
 
 

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