神奈川県立横須賀高校ラグビー部
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vs関東学院 『引き継いだもの』
2013/01/14
何もかも失ったのか。落ちるところまで落ちたのか。傲りがあったのか。答えはすべてノーだ。1月13日、伊藤組の初の公式戦。新人戦決勝トーナメント1回戦は関東学院高校と対戦し、「3-36」という大差での完敗を喫した。
横高ラグビーを3年間支えた岩田組とは異なる。彼らのような才能や経験は持ち合わせていない。周囲から比較されることや、岩田組のその先を期待されることは分かっているが、伊藤組は自分たちが青春のすべてを懸けるにふさわしい目標を「ベスト8入り」と発足時に定めた。新人戦トーナメントの場所はベスト4シード位置だが、それは岩田組のもの。伊藤組は自分たちの現状の立ち位置を「県ベスト12~16位」と捉えた。
初戦の相手、関東学院は自分たちより遥かに上にいる存在と理解し、12月の伊藤組始動から打倒関東のための努力をしてきた。グランドを全面改修工事(12~3月)で失ったが、湘南の海岸を転々としてトレーニングしてきた。例年楽しみにしていた花園観戦ツアーも「それより練習」と選手たち自ら取りやめた。
それでも関東学院には届かなかった。試合は前半を「3-12」で折り返し、後半の1本を失ってからは無理に攻めざるを得なくなり、逆襲をくらって沈んだ。勝負ポイントであったラインアウトで優位に立てず、モールもレフリーの基準に対応できず反則を取られ続けた。焦りからキックオフサイドも連発。勝負の分岐点は、すべて焦りによるペナルティーで潰れてしまった。
ただしそれらは細部に過ぎない。何より、タックルとブレイクダウンで関東学院のパワーに圧倒された。必死にタックルを繰り返しても倒せない。準備してきたシャローDFも関東の柔軟なアタックで完全にかわされた。「横高を倒す」の気迫も見事。パワー、スキル、メンタル、全てにおいて完敗だった。
トモマサ
『寒い中、たくさんの応援ありがとうございました。自分達はまだまだ実力不足です。この悔しい気持ちを忘れないで、地道にトレーニングと練習をしていくしかありません。これからしばらくはグランド改修工事で、フィジカルを鍛える絶好のチャンスです。言い訳はできません。強い意志を持って、日々の努力を続けていきます。』
アサト
『伊藤組、初めての公式戦、冬はやれることはやったと思っていたから絶対に勝てると確信していた。しかし結果は負け。悔しさとショックで声もでなかった。今も思いだすと悔しくてたまらない、しかしこの負けがスタート地点を決めてくれ、ゼロからのスタートとなった。もうあとはチャレンジャーとしてひたすら上を目指して頑張って行くしかない、この1月13日の負けが、春、秋の大会に向けて成長の糧になると信じて頑張っていきたいです。』
ケント
『試合前は初の公式戦ということで、いい緊張があり、そしてとても楽しみでした。しかしいざ試合をしてみると完敗でした。負けるっていうのはこんなにも悔しいのかと思いました。自分自身もチームもミスが数多くあったので、また基礎プレーから練習をやり直して、次は絶対に勝ちたいと思います。』
シード権は失った。しかし落ちたのではない。まだ届かなかったのだ。努力はしてきたが、まだ伊藤組始動から1ヶ月と少々。上を見て、自分たちが立てた目標達成に一層燃えるだけだ。
岩田組から引き継いだのはシード権ではなく、真摯で勇敢な背中と笑顔を絶やさずラグビーに打ち込む姿勢だったはずだ。やや暗さと受け身感が漂った1ヶ月。もう一度横高らしさを意識したい。ラグビーは「義務」ではなく「権利」であり「楽しみ」であるはずだ。笑顔を絶やさず、真摯に、さらに猛烈に。
横高ラグビーを3年間支えた岩田組とは異なる。彼らのような才能や経験は持ち合わせていない。周囲から比較されることや、岩田組のその先を期待されることは分かっているが、伊藤組は自分たちが青春のすべてを懸けるにふさわしい目標を「ベスト8入り」と発足時に定めた。新人戦トーナメントの場所はベスト4シード位置だが、それは岩田組のもの。伊藤組は自分たちの現状の立ち位置を「県ベスト12~16位」と捉えた。
初戦の相手、関東学院は自分たちより遥かに上にいる存在と理解し、12月の伊藤組始動から打倒関東のための努力をしてきた。グランドを全面改修工事(12~3月)で失ったが、湘南の海岸を転々としてトレーニングしてきた。例年楽しみにしていた花園観戦ツアーも「それより練習」と選手たち自ら取りやめた。
それでも関東学院には届かなかった。試合は前半を「3-12」で折り返し、後半の1本を失ってからは無理に攻めざるを得なくなり、逆襲をくらって沈んだ。勝負ポイントであったラインアウトで優位に立てず、モールもレフリーの基準に対応できず反則を取られ続けた。焦りからキックオフサイドも連発。勝負の分岐点は、すべて焦りによるペナルティーで潰れてしまった。
ただしそれらは細部に過ぎない。何より、タックルとブレイクダウンで関東学院のパワーに圧倒された。必死にタックルを繰り返しても倒せない。準備してきたシャローDFも関東の柔軟なアタックで完全にかわされた。「横高を倒す」の気迫も見事。パワー、スキル、メンタル、全てにおいて完敗だった。
トモマサ
『寒い中、たくさんの応援ありがとうございました。自分達はまだまだ実力不足です。この悔しい気持ちを忘れないで、地道にトレーニングと練習をしていくしかありません。これからしばらくはグランド改修工事で、フィジカルを鍛える絶好のチャンスです。言い訳はできません。強い意志を持って、日々の努力を続けていきます。』
アサト
『伊藤組、初めての公式戦、冬はやれることはやったと思っていたから絶対に勝てると確信していた。しかし結果は負け。悔しさとショックで声もでなかった。今も思いだすと悔しくてたまらない、しかしこの負けがスタート地点を決めてくれ、ゼロからのスタートとなった。もうあとはチャレンジャーとしてひたすら上を目指して頑張って行くしかない、この1月13日の負けが、春、秋の大会に向けて成長の糧になると信じて頑張っていきたいです。』
ケント
『試合前は初の公式戦ということで、いい緊張があり、そしてとても楽しみでした。しかしいざ試合をしてみると完敗でした。負けるっていうのはこんなにも悔しいのかと思いました。自分自身もチームもミスが数多くあったので、また基礎プレーから練習をやり直して、次は絶対に勝ちたいと思います。』
シード権は失った。しかし落ちたのではない。まだ届かなかったのだ。努力はしてきたが、まだ伊藤組始動から1ヶ月と少々。上を見て、自分たちが立てた目標達成に一層燃えるだけだ。
岩田組から引き継いだのはシード権ではなく、真摯で勇敢な背中と笑顔を絶やさずラグビーに打ち込む姿勢だったはずだ。やや暗さと受け身感が漂った1ヶ月。もう一度横高らしさを意識したい。ラグビーは「義務」ではなく「権利」であり「楽しみ」であるはずだ。笑顔を絶やさず、真摯に、さらに猛烈に。
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