神奈川県立横須賀高校ラグビー部
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花園予選開幕 『ハイリスクを越えて』
2013/10/12
『Responsibility(責任)』をテーマに掲げて1年間歩んできた伊藤組。ついに最後の花園予選を迎えた。全ての先人が口をそろえるように、夏以降は時間のスピードが数倍に増した。今まで当たり前だったことが、何かと「ラスト〇〇」と呼ばれる。そんなセンチメンタルな季節の景色を、セピア色から炎色に変えるような3週間の過酷なフィットネス(体力強化)期間を乗り越えた。
稲垣組、岩田組時代からハードなトレーニングを経験してきた伊藤組。年間通じて走ってきた坂ダッシュの甲斐もあって、ベースは準備されている。あとは「俺たちよりハードな練習を乗り越えたチームは他にない」の自信と、62分間全力で戦い抜ける心身のフィットネスだ。
3週間、足が軽くなる日は一日たりとてなかったはずだ。来る日も来る日もフィットネス。マルコム、ヒニマラ、3人ヘッド、サントリー、1分間タックル(1分間ではない…)といった熊坂組から岩田組なら分かるメニューから、62分サーキット、坂ロング30本、ランパス102本など。ケガのリスクを伴うほどの走り込みだったが、赤羽トレーナーやマネージャーが一丸となって取り組んでくれた体のケアと処置、意識改革のおかげで、何とか致命的なケガなく3週間を乗り越えることができた。
3週間を終えた翌日土曜日。ほっと一息はなく、さらに大きなリスクを設けた。ABゲバだ。ゲバとは横高ラグビー部では部内マッチのこと。縦割りでなく、あえてA対B。セレクションの意味も若干あるが、他に大切な意味を持つ試合。
「Bの下級生がAの3年生に挑みかかる最後の機会」
「Aの3年生がこれからの横高を背負うBの下級生に、愛情を持って強さを示し粉砕する」
「Bの3年生が己の全てを懸けてAの下級生をつぶしにかかる」
「Bの下級生がBの3年生のために、命がけの覚悟をつくる」。
相手は仲間であり、敵である。ライバル心、愛情、覚悟、刹那、この試合は、全部員の感情のためにある。絆と継承にもきっと繋がる。花園予選の1週間前だが、ケガのリスクを承知でABゲバを決行した。試合は後半にAがBを突き放したが、Bの気持ちと想いのこもったプレーは、きっとAに伝わったはずだ。
3週間の超フィットネスとゲバを乗り越えた。9月中旬の茨城遠征では、深谷や清真と対等に戦えることが証明された(深谷Aとの試合(20×1)は終了間際にトライを奪われたが7対5)。これほど過酷でハイリスクな日々を乗り越え、全40名の選手、ケガ人はなんとゼロだ。自信、フィットネス、プライド、花園予選前に欲しかったものは、すべて手に入った。
準備は完璧だ。ここからは一戦一戦が勝負。同じように青春をラグビーにぶつけてきた相手をリスペクトし、自分たちが積み重ねてきた全てを出し切りたい。
茨城遠征 vs深谷A
年に一度の恒例勝負 3年対2年、スクラム勝負!
トモマサ
『いつも厚い応援、サポートありがとうございます。いよいよ花園予選が始まりました。一年前に目標に掲げた「ベスト8入り」を、伊藤組でチャレンジできる最後の大会となりました。もう悔いの残る試合はしたくありません。秋のフィットネス強化期間でみんな格段に走れるようになり、自信がつきました。どんなに辛くても走り続けられる、心の強さも身についたと思います。これからも一戦一戦を大切に、全員で闘い続けます。試合の度にまだまだ成長します。そして三年間ラグビーをやって来たなかで、支えて下さった沢山の人たちに恩返しができるように、勝ちに行きます。よろしくお願いします。』
アサト
『稲垣組、岩田組という二年間で先輩たちから横須賀高校ラグビー部の意志を引き継ぎ、僕達が主役の伊藤組となった。ラグビーを始めてから今まで本当にいろんな人に出会って、別れて、そしてお世話になってきた。一人ひとりに言葉じゃ伝えきれない感謝の気持ちを、昔と比べて成長した姿になった自分のプレーで返したいと思っている。FWリーダーとしてやるべき事はやってきたつもりだ、あとは伊藤組の全員と一緒に勝ちを信じて前に進むだけだ、誰に見られても恥ずかしくない、誇らしいような後ろ姿を見せられるような試合をしたい。どうかみなさん最後まで応援よろしくお願いします。』
なつみ
『三年間マネージャーをやって決して楽しいことばかりではなくてつらいことも沢山ありました。そんな中で三年間続けることができたのは本当にたくさんの人から支えていただいたからです。他の人より本当に中身が濃くて今後の人生の糧になるものを三年間で手に入れられたと思います。
マネージャーはみんなの勝利を願い六人で力を合わせてみんなを全力でサポートします!勝ってみんなの笑顔がみたいです、最後までよろしくおねがいします!』
花園予選初戦・希望ヶ丘高校戦は「66-0」で完勝。
入替可能な8名枠をフルに使い切り、リザーブの充実も証明することができました。
相手のひたむきなタックルと最後まで折れない心は見事でした。
希望ヶ丘の気持ちを背負い、平塚学園戦に臨みます。
応援よろしくお願いいたします!
OBの皆様、保護者の皆様
希望ヶ丘戦のように、この大会は試合中に「坂東武者」を唄います。
歌詞を覚えていただき、控えの部員と共に大合唱お願いいたします!
『坂東武者の名を留めし
衣笠城址西にして
四辺寸土も史蹟なる
わが学校よ地を得たり』
おまけ
10月16日(水)18時30分
再びJコム湘南に横高ラグビー部が登場します。
今回は女子マネ特集です!
稲垣組、岩田組時代からハードなトレーニングを経験してきた伊藤組。年間通じて走ってきた坂ダッシュの甲斐もあって、ベースは準備されている。あとは「俺たちよりハードな練習を乗り越えたチームは他にない」の自信と、62分間全力で戦い抜ける心身のフィットネスだ。
3週間、足が軽くなる日は一日たりとてなかったはずだ。来る日も来る日もフィットネス。マルコム、ヒニマラ、3人ヘッド、サントリー、1分間タックル(1分間ではない…)といった熊坂組から岩田組なら分かるメニューから、62分サーキット、坂ロング30本、ランパス102本など。ケガのリスクを伴うほどの走り込みだったが、赤羽トレーナーやマネージャーが一丸となって取り組んでくれた体のケアと処置、意識改革のおかげで、何とか致命的なケガなく3週間を乗り越えることができた。
3週間を終えた翌日土曜日。ほっと一息はなく、さらに大きなリスクを設けた。ABゲバだ。ゲバとは横高ラグビー部では部内マッチのこと。縦割りでなく、あえてA対B。セレクションの意味も若干あるが、他に大切な意味を持つ試合。
「Bの下級生がAの3年生に挑みかかる最後の機会」
「Aの3年生がこれからの横高を背負うBの下級生に、愛情を持って強さを示し粉砕する」
「Bの3年生が己の全てを懸けてAの下級生をつぶしにかかる」
「Bの下級生がBの3年生のために、命がけの覚悟をつくる」。
相手は仲間であり、敵である。ライバル心、愛情、覚悟、刹那、この試合は、全部員の感情のためにある。絆と継承にもきっと繋がる。花園予選の1週間前だが、ケガのリスクを承知でABゲバを決行した。試合は後半にAがBを突き放したが、Bの気持ちと想いのこもったプレーは、きっとAに伝わったはずだ。
3週間の超フィットネスとゲバを乗り越えた。9月中旬の茨城遠征では、深谷や清真と対等に戦えることが証明された(深谷Aとの試合(20×1)は終了間際にトライを奪われたが7対5)。これほど過酷でハイリスクな日々を乗り越え、全40名の選手、ケガ人はなんとゼロだ。自信、フィットネス、プライド、花園予選前に欲しかったものは、すべて手に入った。
準備は完璧だ。ここからは一戦一戦が勝負。同じように青春をラグビーにぶつけてきた相手をリスペクトし、自分たちが積み重ねてきた全てを出し切りたい。
茨城遠征 vs深谷A
年に一度の恒例勝負 3年対2年、スクラム勝負!
トモマサ
『いつも厚い応援、サポートありがとうございます。いよいよ花園予選が始まりました。一年前に目標に掲げた「ベスト8入り」を、伊藤組でチャレンジできる最後の大会となりました。もう悔いの残る試合はしたくありません。秋のフィットネス強化期間でみんな格段に走れるようになり、自信がつきました。どんなに辛くても走り続けられる、心の強さも身についたと思います。これからも一戦一戦を大切に、全員で闘い続けます。試合の度にまだまだ成長します。そして三年間ラグビーをやって来たなかで、支えて下さった沢山の人たちに恩返しができるように、勝ちに行きます。よろしくお願いします。』
アサト
『稲垣組、岩田組という二年間で先輩たちから横須賀高校ラグビー部の意志を引き継ぎ、僕達が主役の伊藤組となった。ラグビーを始めてから今まで本当にいろんな人に出会って、別れて、そしてお世話になってきた。一人ひとりに言葉じゃ伝えきれない感謝の気持ちを、昔と比べて成長した姿になった自分のプレーで返したいと思っている。FWリーダーとしてやるべき事はやってきたつもりだ、あとは伊藤組の全員と一緒に勝ちを信じて前に進むだけだ、誰に見られても恥ずかしくない、誇らしいような後ろ姿を見せられるような試合をしたい。どうかみなさん最後まで応援よろしくお願いします。』
なつみ
『三年間マネージャーをやって決して楽しいことばかりではなくてつらいことも沢山ありました。そんな中で三年間続けることができたのは本当にたくさんの人から支えていただいたからです。他の人より本当に中身が濃くて今後の人生の糧になるものを三年間で手に入れられたと思います。
マネージャーはみんなの勝利を願い六人で力を合わせてみんなを全力でサポートします!勝ってみんなの笑顔がみたいです、最後までよろしくおねがいします!』
花園予選初戦・希望ヶ丘高校戦は「66-0」で完勝。
入替可能な8名枠をフルに使い切り、リザーブの充実も証明することができました。
相手のひたむきなタックルと最後まで折れない心は見事でした。
希望ヶ丘の気持ちを背負い、平塚学園戦に臨みます。
応援よろしくお願いいたします!
OBの皆様、保護者の皆様
希望ヶ丘戦のように、この大会は試合中に「坂東武者」を唄います。
歌詞を覚えていただき、控えの部員と共に大合唱お願いいたします!
『坂東武者の名を留めし
衣笠城址西にして
四辺寸土も史蹟なる
わが学校よ地を得たり』
おまけ
10月16日(水)18時30分
再びJコム湘南に横高ラグビー部が登場します。
今回は女子マネ特集です!
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