神奈川県立横須賀高校ラグビー部
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新チーム・津田組始動 『覚悟』
2013/11/17
伊藤組の最後の翌々日、新チームが始動した。例年通り、伊藤組の15人と私で話し合い、キャプテンは津田、バイスキャプテンはシュンスケに決定した。話し合いの中では、キャプテン候補として何人かの名前が挙がったが、「目標に対して真っ直ぐに努力する人間力がある」「優しいが実はメンタルが強い」という高い評価で、津田キャプテンが決まった。
そして津田組のイメージは「キャプテン筆頭に」というスタイルではなく、津田がチーム全体を誠実で実直な姿で引っ張り、高いラグビー理解とリーダーシップを持つシュンスケが戦術やゲームメイク、分析などでチームを牽引する役割を担う、二大リーダーのイメージとなった。
その二人を支える「モラル班リーダー」はリョウ、「ストレングス班リーダー」はヒカル、「パッション班リーダー」はトオルが、それぞれ学年内の話し合いで決定した。他にも、練習メニューや試合分析などチームの核となる「ストラテジー班」にキャプテン候補として名前の挙がっていたフウタやケイスケ、1年生のリーダー・アキヒコが入るなど、津田組は学年が一丸となって突き進んでいくイメージが明確なチームとなった。
2年生で話し合って掲げた目標は、今年も伊藤組がなしえなかった「ベスト8入り」。ストラテジー班でアイデアを出し合い、津田組のテーマは『覚悟』に決まった。
「ベスト8入り」は、あれほど情熱的に努力の日々を送った伊藤組が達成できなかった目標。ただ同じように「できる限りの努力」を重ねるだけでは、また同じ結果になる。
新シーズン、恐れずに変化していかなければならないと痛切に感じている。今までの固定観念を破り捨てる勇気、無難と安住からの脱却。選んだ選択肢が正解からずれることもあるかもしれない、負けが込んでしまうこともあるかもしれない。それでも何かを変えていきたい。変えなければならない。今までだって常に本気で、常にベストだと思うことだけをやってきた。そうして出来上がった現在を、怖れずに破り捨てる。指導スタイルも、ラグビースタイルも。そうして新しく見えた世界に対し、全身全霊でベストを尽くし切る。そんな意味を込められた言葉が、『覚悟』だ。
津田
『この度、新チームのキャプテンになりました津田です。先生からその事を伝えられた時、驚きと共に2年前のまだ受験生だった頃の自分を思い出しました。あの場所に立ちたいという一心で死にものぐるいで勉強して合格した横須賀高校。その最後の一年をキャプテンとして迎えるとは思っていませんでした。
自分には前キャプテンのトモマサ先輩のようなカリスマ性はありません。しかし自分が真面目にタックルして、走って、声を出す事で皆を引っ張って行くようなキャプテンにならなれると思っています。今年のチームは強力なペネトレーターも、武器になる程の特徴を持つ選手もいません。しかし自分達には伊藤組から受け継いだタックルという強みがあります。この強みを伸ばし、ディフェンス力をもっと上げ、新しいラグビーを目指そうと考えています。
最後になりますが、OBの方々や保護者の皆様、いつも自分達の活動をサポートしていただきありがとうございます。これからも横須賀高校ラグビー部をよろしくお願いします。』
シュンスケ
『津田組のバイスキャプテンになりました、高橋駿介です。横須賀高校ラグビー部は保護者の皆様・地域の方々など、様々な方に支えていただいて活動ができています。本当にありがとうございます。
伊藤組の一員として、最後のノーサイドの瞬間まで先輩と共に闘えたことは大変な誇りです。岩田組よりもさらにハードになった練習を、ひたむきな努力と天性とも言える笑いで引っ張ってもらいました。その中で、番号をもらったにもかかわらず勝利に繋がるプレーが出来なかったことが申し訳なく、また反省点です。
津田組では、キャプテン津田を筆頭に、先輩達の練習に対する姿勢や雰囲気を忘れずに、次のステップへ向けて打破するものは打破し、目標であるベスト8入りを目指します。つらい事も増えるかもしれません。しかしバイスキャプテンとして、津田を支えながら、支えてもらいながら、津田組皆で、アゲアゲで、努力を積み重ねて行きたいです。』
モラル班 リーダー・リョウ(後ろ)
『周りからなにか言われる前に自分で考え行動できるような、意識が高くていろいろな人から尊敬されるチームになれるよう、自分も精一杯動いていきたいと思います。よろしくお願いします。』
ストレングス班 リーダー・ヒカル(下)
『自分たちの代は先輩たちや他の学校と比べてとても小さいです。しかし日々のウエイトにより小さくても強い身体を作ることはできると思います。またストレッチにも力を入れ怪我を少しでも減らしていきたいと思います。一年間お願いします。』
パッション班 リーダー・トオル(右から2番目)
『津田組パッションリーダーを務めます、石島徹です。パッション班はこれまでの仕事に加えて、色々なことに取り組みたいと思っています。ウォームアップのパッションメニューや声かけなどの考案は元より、チームビルディングや試合観戦なども考えています。メンバー同士の結束を高め、充実したチーム生活を送れるような活動をしたいと思います。頼れる仲間とともに、試行錯誤しながら一所懸命にがんばっていきます。よろしくお願いします』
ストラテジー班(前列左からアキヒコ、津田、フウタ、後列左からケイスケ、シュンスケ)
津田組始動から、すぐに2試合(vs横浜隼人、vs追浜)を行った。掲げたゲームターゲットを分かりやすく達成。津田組の追求すべきスタイルがさらに明確になった。
12月からさっそく始まる新人戦では、平塚学園、鎌倉学園という強豪との対戦が決まり、その先に進めたとしても関東六浦というレギュラーが10名ほど残った強豪校が待ち受ける。いばらの道など津田組の「前提」だ。腹をくくった『覚悟』の日々を楽しみたい。
そして津田組のイメージは「キャプテン筆頭に」というスタイルではなく、津田がチーム全体を誠実で実直な姿で引っ張り、高いラグビー理解とリーダーシップを持つシュンスケが戦術やゲームメイク、分析などでチームを牽引する役割を担う、二大リーダーのイメージとなった。
その二人を支える「モラル班リーダー」はリョウ、「ストレングス班リーダー」はヒカル、「パッション班リーダー」はトオルが、それぞれ学年内の話し合いで決定した。他にも、練習メニューや試合分析などチームの核となる「ストラテジー班」にキャプテン候補として名前の挙がっていたフウタやケイスケ、1年生のリーダー・アキヒコが入るなど、津田組は学年が一丸となって突き進んでいくイメージが明確なチームとなった。
2年生で話し合って掲げた目標は、今年も伊藤組がなしえなかった「ベスト8入り」。ストラテジー班でアイデアを出し合い、津田組のテーマは『覚悟』に決まった。
「ベスト8入り」は、あれほど情熱的に努力の日々を送った伊藤組が達成できなかった目標。ただ同じように「できる限りの努力」を重ねるだけでは、また同じ結果になる。
新シーズン、恐れずに変化していかなければならないと痛切に感じている。今までの固定観念を破り捨てる勇気、無難と安住からの脱却。選んだ選択肢が正解からずれることもあるかもしれない、負けが込んでしまうこともあるかもしれない。それでも何かを変えていきたい。変えなければならない。今までだって常に本気で、常にベストだと思うことだけをやってきた。そうして出来上がった現在を、怖れずに破り捨てる。指導スタイルも、ラグビースタイルも。そうして新しく見えた世界に対し、全身全霊でベストを尽くし切る。そんな意味を込められた言葉が、『覚悟』だ。
津田
『この度、新チームのキャプテンになりました津田です。先生からその事を伝えられた時、驚きと共に2年前のまだ受験生だった頃の自分を思い出しました。あの場所に立ちたいという一心で死にものぐるいで勉強して合格した横須賀高校。その最後の一年をキャプテンとして迎えるとは思っていませんでした。
自分には前キャプテンのトモマサ先輩のようなカリスマ性はありません。しかし自分が真面目にタックルして、走って、声を出す事で皆を引っ張って行くようなキャプテンにならなれると思っています。今年のチームは強力なペネトレーターも、武器になる程の特徴を持つ選手もいません。しかし自分達には伊藤組から受け継いだタックルという強みがあります。この強みを伸ばし、ディフェンス力をもっと上げ、新しいラグビーを目指そうと考えています。
最後になりますが、OBの方々や保護者の皆様、いつも自分達の活動をサポートしていただきありがとうございます。これからも横須賀高校ラグビー部をよろしくお願いします。』
シュンスケ
『津田組のバイスキャプテンになりました、高橋駿介です。横須賀高校ラグビー部は保護者の皆様・地域の方々など、様々な方に支えていただいて活動ができています。本当にありがとうございます。
伊藤組の一員として、最後のノーサイドの瞬間まで先輩と共に闘えたことは大変な誇りです。岩田組よりもさらにハードになった練習を、ひたむきな努力と天性とも言える笑いで引っ張ってもらいました。その中で、番号をもらったにもかかわらず勝利に繋がるプレーが出来なかったことが申し訳なく、また反省点です。
津田組では、キャプテン津田を筆頭に、先輩達の練習に対する姿勢や雰囲気を忘れずに、次のステップへ向けて打破するものは打破し、目標であるベスト8入りを目指します。つらい事も増えるかもしれません。しかしバイスキャプテンとして、津田を支えながら、支えてもらいながら、津田組皆で、アゲアゲで、努力を積み重ねて行きたいです。』
モラル班 リーダー・リョウ(後ろ)
『周りからなにか言われる前に自分で考え行動できるような、意識が高くていろいろな人から尊敬されるチームになれるよう、自分も精一杯動いていきたいと思います。よろしくお願いします。』
ストレングス班 リーダー・ヒカル(下)
『自分たちの代は先輩たちや他の学校と比べてとても小さいです。しかし日々のウエイトにより小さくても強い身体を作ることはできると思います。またストレッチにも力を入れ怪我を少しでも減らしていきたいと思います。一年間お願いします。』
パッション班 リーダー・トオル(右から2番目)
『津田組パッションリーダーを務めます、石島徹です。パッション班はこれまでの仕事に加えて、色々なことに取り組みたいと思っています。ウォームアップのパッションメニューや声かけなどの考案は元より、チームビルディングや試合観戦なども考えています。メンバー同士の結束を高め、充実したチーム生活を送れるような活動をしたいと思います。頼れる仲間とともに、試行錯誤しながら一所懸命にがんばっていきます。よろしくお願いします』
ストラテジー班(前列左からアキヒコ、津田、フウタ、後列左からケイスケ、シュンスケ)
津田組始動から、すぐに2試合(vs横浜隼人、vs追浜)を行った。掲げたゲームターゲットを分かりやすく達成。津田組の追求すべきスタイルがさらに明確になった。
12月からさっそく始まる新人戦では、平塚学園、鎌倉学園という強豪との対戦が決まり、その先に進めたとしても関東六浦というレギュラーが10名ほど残った強豪校が待ち受ける。いばらの道など津田組の「前提」だ。腹をくくった『覚悟』の日々を楽しみたい。
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