神奈川県立横須賀高校ラグビー部
「浦和戦・春光交流 ・その他満載」 & 日英親善試合のお知らせ!
2015/07/25
7月、期末試験明け。19日の浦和戦に向けて、2ヶ月ぶりとなる15人制を思い出すための練習試合・VS山手学院。相手が下級生ばかりのチームということもあり、上級生は113-0の圧勝。1年生は15-10で待望の初勝利!山手は附属中学ラグビー部から来た経験者ばかりのチーム。勝ちたいという気持ちが伝わってくるナイスゲームだった。
コウイチロウ
『部活が始まって以来まだ勝ったことがなかったのでノーサイドの瞬間すごく嬉しかったです。練習したチームアタックは通用するものとしないものがありました。上手くいかなかったときの切り替えが遅いのが今後の課題なので練習で改善していこうと思います。』
モトヒロ
『平塚学園戦から時間がありBK、FW共にスキルアップできたと思います。試合では練習通りのチームアタックはできませんでしたが皆、平塚学園戦と比べて相手を恐れずに当たっていけたので良かったと思います。この試合がラグビーを始めてからの初勝利だったのでとても嬉しかったです。個人的にはラインアウトなどの課題も見つかったので成長していきたいです。』
19日、練習試合だがファーストジャージで臨んだ特別な相手。埼玉県立浦和高校。東大合格者数公立日本一の超名門校。マンモス男子校ゆえ男子生徒は横高の2倍以上。部員数も2倍。しかし、高すぎる入試ハードルゆえ、経験者は0に近い若干名。そんな人材環境にも関わらず、関東大会では常に上位に君臨する。一昨年はついに悲願の花園出場を勝ち取り、メディアの脚光を浴びた。「公立」「初心者を育て上げる」「文武両道」など、横須賀が目標とするのは関東地区ではやはりこの浦和高校だ。目標と言いつつ、実は最も倒したい相手でもあった。
試合は双方のカラーを十分に出し合い、トライ数2対2でノーサイド。残念ながらキック差の「12-14」で勝利することはできなかった。終了間際、逆転トライを確信したラストパスがスローフォワードと判定されたのは、法政戦と全く同じ現象。それ以外にも、強豪と戦うことで甘かった部分が明確になる貴重な経験となった(勝利という事実が欲しかった・・・)。
ジュンキ
『ファーストジャージでの試合だったので公式戦と同じ準備をして、絶対に勝つと意気込んで試合にのぞみました。結果は負けてしまってとても悔しいですが、自分たちのスタイルでトライをとることができたり、たくさんの課題が見つかったことは大きな収穫になりました。また、浦和高校のタックルやその後のアライブの意識などは見習わなければいけないと思いました。夏の連戦に向けて、早く課題を修正して強豪校に勝てるようにしていきたいです。』
コウタロウ
『悔しい結果となったが、個人やチームの課題が浮き彫りになった試合でした。特に個人に関して今までぼんやりとしていた自分のスキル、フィジカルについて弱い所や、もっと良くなるところがはっきりとわかりました。この試合の悔しさをバネに、自分やチームにとって意義のある夏を過ごせるようにしたいです。』
ジュンイチ
『タックルに逃げてばかりいた最初の頃の試合とは変わり、だんだんと試合になれてきて、チームとして良い状態で浦和戦に臨むことができた。前半、暑さの影響からか自分達のやりたい動きが全くできずに悔いの残るまま負けてしまった。それでハーフタイムにチームトークで反省点を共有し、後半に進めた。後半はみんなが前半の反省を意識してプレーすることができて勝利することができた。そしてなにより、一トライ取ることができて嬉しかった。』
ユウダイ
『チーム全体は声もよく出ていたしみんなタックルもちゃんとしていたのでとても良かったと思います。しかし自分は今まで練習してきたサインや動きなどがやることはあまりできませんでした。なので今回のミスやできなかったことなどを直し次に活かせるようにしていきたいです。』
チームトレーナーの赤羽さんがスペイン遠征。
実は相当凄い人なんです。横高ラグビー部のトレーナーとして何年もサポートしてくれている赤羽さん(高澤整形外科勤務)は、実は現・7人制サッカー日本選抜のキャプテン!昨年もキャプテンとしてタイ遠征をしていたが、今年は本場ヨーロッパのスペイン!横高の部員たちにとっては、普段お世話になっている赤羽さんがそんなすごい人だとは思ってもいなかった・・・。
17日、マネージャー(わか)の誕生日(動画、いい感じです!)
https://youtu.be/ghdD85QSswk
25日、マネージャー(みなみ)の誕生日
サプライズ好きのラグビー部らしい素敵な光景!
22・23日、今年も春光学園(児童養護施設)へ。虐待や育児放棄や病気など、様々な理由で親が育てることができないとして園で暮らす子どもたちとの触れ合い。今年で3年目になるが、これは「ボランティア」ではなく「交流」。つまり、奉仕・与える側と傲慢に考えるのではなく、こちらにとっても貴重な学びの場であり、お互いにとって楽しく有意義な交流と考えている。
この経験を通じて「優しさ」や「誰かの笑顔を引き出す喜び」など、自分の奥底にある感性に気づくことができたのではないだろうか。二日間、素敵な園児たちと一緒に、ひたすら遊びに遊んだ。
「俺たちの方が楽しんだな!」園からの帰り道は、笑みが絶えなかった。
シュウヘイ
『春光学園での2日間はあっという間でした。何より、子どもたちと一緒になって遊んで、たくさんの笑顔が見られたことは本当に幸せでした。自分たちは形として何かを残したわけではありませんが、この日感じた温かさや優しさを、子どもたちが少しでも忘れずにいてくれたら嬉しいです。』
かほる
『1日目の紙芝居は子供達がちゃんと聞いてくれるか不安でしたが、私が質問をする場面で手を挙げ、参加してくれたことがとても嬉しかったです。この2日間の交流は私にとって大切な思い出となりました。子供達にも思い出として残っていたら有難いです。』
25日、ラグビークリニック発売!なんと7ページも特集!!
稲垣組以来のラグマガの取材。今回は田村編集長直々の取材だった。3時間の撮影中、田村さんとカメラマンは横高グランドの巨大な蚊の餌食に・・・。都内ではありえない衝撃サイズの蚊に苦笑い。横高を選んでくださり、本当にありがとうございました!
いよいよ夏本番。今年の菅平の相手も強豪ぞろいだ。
8日 新発田高校(新潟2位)
9日 盛岡工業(岩手2位)、細田学園
10日 平工業(福島1位)
11日 福島高校(福島2位)、早大学院
そしてなんと!今年は横高史上初?の国際試合が控えている。
日英親善試合。相手はイギリスの名門・セントポールズスクール!
創立500年を超える英国屈指の伝統校だ。ラグビー発祥の時代、ラグビー校と並んでフットボールで手の使用を認めるルールを選んだのがセントポールズスクール。つまり、ラグビーというスポーツのルーツ校だ!
そんなセントポールズスクールがこの夏、日本遠征を行い、関西や菅平での数試合を経て、横浜YCACグランドで遠征最終試合を行う。その相手が横須賀高校と慶應高校(日本のルーツ校)だ。
学校の歴史や格・学力・ラグビーの実力などを考慮し、幸運なことに横須賀高校を選んでもらうことができた。
8月19日16時30分キックオフ。YCACグランド(根岸線山手駅徒歩10分)。横高ラグビーの歴史に深く残る一戦となる。
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