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宇野組 ラストメッセージ

2015/11/08

 宇野組が引退し、塩島組がスタートして2週間が経ちました。あれほど大きな存在だったラグビー部がなくなった生活。あらてめて、3年間を振り返ってもらいました。気持ちのこもったメッセージ。ご一読ください。


ヤマト
『引退してから時間がたって、食事の量が減ったり、放課後になって勉強する習慣が出来た瞬間に自分の引退を実感します。
 まだあの日、あの試合のことはずっと心にあります。あの試合に勝つために必死に練習をして積み重ねてきたものが結果に結びつかなかったのは本当に悔しいです。
 振り返ると、何度も三年間の中で心がくじけそうな時がありました。一年の時の総合戦、尊敬していた津田組の引退試合、そして春の関東予選の敗北、これらのときに、本当に自分を見失ったときに、支えてことばをかけてくれたのは、同級生の仲間や先輩、後輩でした。そのおかげでそうした挫折しそうな所を、自分のターニングポイントにして切り替え、立ち直らせてくれました。本当に、感謝しています。結果として目標にしていたベスト8はならなかったけれど、仲間を通じてこんなにも自分が死ぬ気で努力し、踏ん張り続けられた、このラグビーというスポーツに高校生で出会えたことは自分の中の誇りで、心の底からうれしく思います。

後輩へ
 自分を信じてください、簡単にできることではないけれど、朝練、放課後、練習で鍛えまくった自分のその肉体を信じてください。その肉体は自分の財産であり、誇りであり、努力の宝物です。そのために必死になって体を鍛えてください。困ったときに支えてくれるのは自分が今までやってきた、という努力です。そして、自分を信じることができれば、共に戦う仲間を信じることができます。

三年生のみんなへ
 いつも支えてもらうことがほとんどでした。試合の前に緊張でどうしようもない状態の自分を、話しかけてくれたり、リラックスさせようとしてくれてありがとう。苦しいときにみんなが声を出して盛り上がっているのを感じてつらい練習を乗り越えられました。自分一人だけでは絶対にできなかった。この最高の三年間をこの三年生とともに戦うことができて幸せでした。本当にありがとう。
 最後に自分を指導して支えてくれた先生、赤羽さん、マネージャー、OBの先輩方、家族のみんな、こんなにも幸せの三年間を送れたことは自分の宝物です。本当にありがとうございました。』

 
ショウ
『慶應戦から約2週間経ちました。1週間が長く、時間の流れがとても遅く感じます。もうみんなで部室でぐだぐだしたり、今日の練習は何かとわくわくしながら坂を上がることもないのかと思うと、とても寂しさを感じます。
 慶應戦でも「あの時こうしていれば…」など後悔ばかりです。この3年間を思い返しても1年生のときにもっと意欲的に取り組んでいれば、1年生のときに自分の成長に満足せずもっと努力を重ねていればなどやはり後悔ばかりです。
 ですが、横須賀高校ラグビー部で過ごした日々はとても輝いていて、辛いこともたくさんあったけどそれ以上に楽しい毎日でした。自分の人生の中で一生の宝物になると思います。
 
後輩達へ
 1年生は先輩について行くだけじゃなくて自分がチームの中心になるくらいの気持ちで楽しみながらラグビーをして下さい。練習は休まないようにね。
 2年生はどの先輩方も言いますが自分たちの代が一番楽しく、短いです。悔いが残らないようにめいっぱい楽しんで最高のチームを作って下さい。

 最後にラグビーというスポーツに出会い、様々な人に支えられ続けることができたのは本当に感謝しかありません。頼りなかったと思いますが宇野組のバイスキャプテンができて幸せでした。3年間ありがとうございました。』
 
 
コタロウ
『引退してから2週間経ちました。常に体が重かった帰り道や朝練のために早起きしたことがなくなってしまって、やっと引退したんだなと実感します。試合に関しては、後悔ばかりです。あの時のプレーがチームを悪い方向に持っていってしまったなとか、あの時の練習がなぜうまく発揮できなかったのかとか常に考えてしまいます。

 3年間、本当にあっという間でした。1.2年の頃はついていくので精いっぱいでした。毎日きつい練習で、もしラグビー部じゃなかったらって考えたこともたくさんありましたが、たくさんの仲間に支えられてここまでこれました。続けてきてよかったです。しかし今思うと、後悔もたくさんありました。なんで先輩からスキルをもっと盗めなかったのか、なんでもっと体をでかくしなかったのか、時間があったのに常に結果を求めて努力してきたとは言えませんでした。後輩には同じ思いを出来るだけ減らして欲しいので、努力を惜しまないでください。後悔はどんなに頑張ってもしてしまうものですが、今の頑張り次第で納得できるものになると思います。3年生は全てがあっという間で濃かったです。ふざけあった毎日や辛い事を乗り越えたこと、全てがかけがえのない宝物です。

 そして3年間ラグビーを続けさせてくれた環境、松山先生、赤羽さん、両親、OB、たくさんの人に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
 ラグビーというスポーツに出会って心から信頼できる仲間が出来て、人間としても成長することが出来ました。この経験を糧に何事にも全力で取り組んでいきます。』
 
 
マコト
『慶應戦の敗北からもう二週間がたちます。今でもまだ放課後に何もない時、そのまま帰ってしまう事の違和感が消えません。多分これからも当分この感じは消えないと思います。それほど自分にとっては横須賀高校ラグビー部という存在が大きかったんだなと思います。あんなに痛かったり、しんどかったりの3年間でしたが、やっぱりそれ以上に得ていたものは凄まじいものだったのだと思います。
 今でももし横須賀高校ラグビー部に入っていなかったらと考えると、数えきれないくらいの事が今とは違うのだろうと思いますが、何より絶対に高1の時と今とは人間性が変わっていると思います。ラグビーというスポーツがこんなにも人を変えるなんて思っていませんでした。最初はただ面白くて、明るいというだけで入りましたが、いつしか本気でやってる自分がいて、でも最初の頃は怪我をして辛い事をやらないで済む、って思ってたのがいつしか、追いてかれる、むしろできるならみんなと同じく辛い事をしてたい、と思えるまでにもなっていました。

 本当にラグビーだけでなく、物の考え方も日に日に変わっていっていたんだなとよく分かります。一年の時から気付いてはいましたが、やっぱり引退してから保護者、OBの方々、高澤先生、赤羽さん、など本当に多くの方の支えがあってこそ自分はラグビーができていたのだなとよく感じます。3年間ありがとうございました。松山先生、今まで、よく分からない自分をこんなにも、ラグビーだけで無く、人としても成長させて下さり、ありがとうございました。
 
後輩へ
 いつも変なダル絡みとか、汚いことしてごめんなさい。ご飯食べに行ったり、ピロティでつまらない話とかしたり、自分だけじゃなく宇野組みんなの心の支えになっていたと思う。本当に今までありがとう。今伸び悩んでいても自分たちの代になってから、近づいてからの伸びはすごいと思うから諦めなければいつか成果が出ると思います。それとライバルがいる事はすごい刺激になると思うから、次のフランカーとかもみんなでお互いに強くなってください。これからの活躍楽しみにしています。』
 
 
トウイ
『引退してから数日、朝起きると朝練がある気がした。休み時間は保冷バッグに手を伸ばし、放課後は急いで部室に行かなければならないと思った。今では朝は勉強、休み時間は勉強、放課後は急いで東進に向かう。以前では考えられないような生活をしている。寂しいものだ。

 中学の部活の引退は、今ではほとんど覚えていないほど薄いものだったが今回は違うだろう。部活に対する熱が違った。楽しい二年半だった。楽しい事ばかりではなかったが幸せだった。関わってきた多くの方々に支えられ、人間として成長させてもらい、夢を与えてもらった。この部活を通して学んだことは、必ずこれからの長い人生に活きてくると確信しています。

 後輩のみんなに伝えたい事は、過去のことを振り返ることも大事だが過去に留まっていては何も変わらない。今の自分を見つめて、未来のなりたい自分になるために努力をしてほしいということ。
 最後に、お世話になった方々に感謝しています。ありがとうございました。』
 
 
ショウマ
『自分は、入学当初は本当に弱くて、何もかも並以下だったけれども、松山先生の指導や筋トレによって自分はここまでしっかりとした体を作ることができました。本当にありがとうございました。そして、どんな時でもバカみたいにはしゃいでいた宇野組のみんなのおかげでここまで来れました。みんなありがとう。

 そして後輩のみんな。今までありがとう、みんなと過ごした時間は忘れません。多分。みんなはここ半年でかなり成長したと思います。多分。特に1年生は、これからきついことばかりで「辞めたい」と思うこともあるかもしれないけれど、辞めずにいれば次第にラグビーが楽しくなってくるから。多分。なのでどうか辞めずにラグビーを続けてください。そして素晴らしい2年生の先輩達と共にこれからの横須賀高校ラグビー部を盛り上げていってください。2年生もそれに負けじと頑張ってください。塩島組のこれからの活躍を期待しています。』

 
ハジメ
『時の流れとは早いもので、慶応戦から二週間が経ちました。この間まで、よくラグビーをしている夢を見ていましたが、やっとこの生活にも慣れて来ました。でも、まだ小さい弁当箱や、茶碗を見るたびに、ちょっと悲しくなります。      
 この二年半、思い返してみるといろいろなことがありましたが、ああしておけば良かった、こうしておけば良かったと、後悔の残ることがたくさんありました。でも、この二年半で、僕は人間として、とても成長できたと思います。それをできたのも、同級生や先輩後輩、先生など、たくさんの人達のおかげだと、これを書いていて改めて思いました。
後輩達へ
 まず、二年生は一年半、一年生は半年間、一緒にラグビーをしてくれてありがとう。これからもよろしく。二年生は俺なんかよりもうまくて強いから、自信をもっていってほしいと思う。一年生はとりあえずやめないで。続けていけばいいことがあるから。後輩達には後悔はしてもらいたくないけど、後悔はすると思う。でも、それをどこまで減らすことができるかは、自分次第。だから、これからもっと勝利に向かって努力していって欲しい。頑張れ。塩島組の活躍に期待しています。

三年生へ
 みんなのおかげで、たぶんここまでやってこれたんだと思う。みんなとの時間は楽しかったし、一生忘れないと思う。二年半、楽しい時間をありがとう。これからも仲良くしましょう。
 最後に、松山先生、赤羽さん、両親、その他大人の皆さん、こんな情けない僕を、二年半、ありがとうございました。父さん、俺にラグビーというスポーツを教えてくれてありがとう。母さん、いつも弁当その他諸々ごめんなさい。そしてありがとう。
 この二年半、すべてのことがかけがえのない宝物でした。それを手にすることができたのは、いままで支えて来てくれた皆さんのおかげです。二年半、成長できたと言っても、まだまだ未熟です。これからも、支えてもらえたら幸いです。よろしくお願いします。』
 
 
タツヤ
『引退してから1週間以上が経ち、やっと部活のない生活に慣れてきました。しかしふと気づくとこの前の試合のことを考えていたりします。最後に後悔が残らないように今までやってきたつもりでしたが、あの試合に関してはやはり後悔が大きいです。キープミスを連発したこと、得意なランで勝負できなかったこと、大事な局面でタックルミスをしたことなど1週間以上経ったいまでも後悔が残っています。

 しかし勝負は結果がすべてです。ベストプレーをできなかったのはやはり今までの自分に原因があるからだと思います。後輩たちはこんな思いをしないように、結果を出せるよう自分に嘘をつかずに毎日を大切に送ってください。ラグビー部に入って立ち止まることも多かったのですが、そのたびに仲間や周りの人達に助けられてここまで続けることができました。横高ラグビー部でラグビーができて僕は本当に幸せ者です。今まで本当にありがとうございました。』
 
 
マサヤ
『慶応義塾高校に敗れ、横須賀高校ラグビー部を引退してから二週間ほど経ちました。何度思い返しても、惨敗だったなと思います。いくら後悔しても、後悔しきれない試合でした。
 引退して今までのことを振り返ってみたけど、こんなに充実した三年間を送ることができたのは横須賀高校ラグビー部だったからだと、改めて思います。このラグビー部で過ごした三年間は、この世界の誰にも負けないぐらい幸せだったと思います。
 
後輩へ
 他の三年生のように、技術を教えて上げることも、身体を張ってみせることもできなかったから偉そうかもしれないけど、一つだけ聞いて欲しい。ラグビーを楽しんでください。それが一番うまくなる秘訣だと、俺は思います。どんな練習でも、どんなウエイトでも前のめりになれば、みんなならきっと結果はついてくるよ。
そしてハーフの三人。
 教えてあげられることは少なかったけど、みんなとのポジ練は本当に楽しかった。またパス練しような!
 
三年生へ
 いくら上げてもキリがないくらい、みんなとはたくさん笑ってた気がする。辛いことがあっても、練習に行けばピロティや部室やスクワットルームにみんながいて、笑顔で話してる。たわいもない話だったけど、いつしか悩みなんか忘れられた。そして慶応戦、悔しかったけど、みんなと闘ったあの60分間は本当に楽しくて、幸せな時間だったよ。三年間本当にありがとう。
 最後に松山先生、経験者なのに何もできない自分をスクラムハーフとして、ここまで育てて下さって、本当にありがとうございます。先生と同じポジションでプレーができ、SHとしての技術を教わることができたことは一生の誇りです。
 長くなってしまいましたが、これが自分の心からの想いです。今まで本当にありがとうございました。』
 
 
カズヒロ
『慶應に敗れ、引退してから2週間が経ちました。慶應戦のノーサイドの笛を聞いてもその時はまだ信じられなくて涙も出なかったけれど、ベンチに向かって一礼したときに感極まって涙が溢れたのを憶えています。今は全然普通の学校生活を送ってます。引退して変わったことは、帰りに靴をとりに部室に寄らなくなったことです。少し寂しいけど・・・・・。
 本当に最高の2年半を過ごすことができました。伊藤組、津田組、宇野組では楽しいこともつらいこともたくさんあったけど、ラグビー部に入ってなかったら、こんなに毎日明るく楽しく高校生活を送ることはできてなかったと思います。特に宇野組は本当に濃い一年間でした。ベスト8という目標には届かなかったけど、今だから言えることは相手が悪かったということだけです。でも法政にはどうしても勝ちたかったです。
 
後輩のみんなへ
 本当に最後まで良い思いをさせてあげられなくてごめん。でも一緒にプレーしたり、Bチームの試合見たりしてたけど、本当にみんなが日に日に成長しているのを感じたし嬉しく思ったよ。
 塩島組になってから、さっそく練習に行ったんだけど、最初はうまく行かないことばっかで苛々するかもしれないけど、本当にこれからが楽しみなチームだと思います。時々練習に手伝いに行くのでそのときはよろしくお願いします。
三年生のみんなへ
 本当にここまでつらいことを乗り越えてこれたのはみんなのおかげだと思ってます。人工芝ジャパンとか呼ばれてたけど、大事な試合で迷惑かけて本当に申し訳ないです。これからはたぶん廊下で会ったりすると思うけど、今まで通り仲良くしてください。最高の2年半をありがとう。』
 
 
択海
『慶應に負けてから2週間たちました。引退してからの数日は、夢の中でラグビーをやったり、授業中に慶應戦のやり直しを頭の中でしてたり、腹筋しちゃったり、切り替えがうまく出来なかったのですが、最近ようやくこの勉強漬けの生活に慣れてきました。毎日眠かった授業も、最近は全く眠くなくて騒いでしまいます。
 ラグビー部に入ってから2年半辛いこともたくさんありましたが、とても楽しかったです。怪我してる期間は本当に地獄でしたが、治ってからの久しぶりの練習とかは鬼のように楽しかったのを覚えています。他にも、学校行事でラグビー部として動いたり、部室でトランプしたり歌ったり…本当に幸せな2年半でした。ありがとうございました。

後輩へ
 「悔しい」という気持ちを大切にしてください。これさえあれば強くなれると思います。特に怪我した時なんかは、これがないとやっていけません。1年生は少し感じにくいかもしれませんが、次の新人戦で多くの人が感じると思います。自分はこの感情が一番大切だと思います。特に、2年生にはもう時間がありません。「悔しさ」が「後悔」にならないように頑張ってください。応援してます。

3年のみんなへ
 大変申し訳ごさいませんでした。夏の浦和戦は特にごめんなさい。100%確実に俺だけのせいで負けました。俺を抜いて14対15で戦ってたら勝ってたんじゃないかってくらい足を引っ張りまくりました。
 でも、みんなと過ごす時間はとても楽しかったです。特にこたろうは気持ち悪いし気持ち悪いけど同じクラスで同じ部活で本当によかったと思ってます。みんな今までありがとう』
 
 
ジュンキ
『引退から約2週間が経ちました。引退してから突然、今までの時間の流れの早さがうそだったかのように1日が経つのが遅くなり、この文章を書きながら、まだ2週間しか経っていないのかと感じました。やっと、放課後に部活もなくまっすぐ帰る生活に慣れてきたけれど、今まで毎日部室で顔を合わせていたみんなとしゃべる時間が減ったことが、とてもさみしく感じます。

  文集にも書いたけれど、本当に密度の濃いあっという間な3年間でした。辛くてやめたくなることも何度もあったし、正直後悔の残っていることもたくさんあります。それでもこの部活に入って、ラグビーというスポーツに出会えたこと、最高の仲間に出会えたこと、そしてその仲間と最高に楽しい時間を過ごせたことは本当に幸せなことでした。心から横高ラグビー部に入って良かったと思っています。自分が今こう思えるのも宇野組のみんなが一緒にいてくれたからだと思います。目標は達成できなかったけれど、宇野組の一員として3年間を過ごせたことを誇りに思います。ありがとう。

  後輩に伝えたいことは、常に向上心を持って練習に取り組んでほしいということです。自分が上手くなったと思っても、試合をしたり、練習会に参加したりすると、他のチームには上手いやつがたくさんいる。だから今の自分に満足せずに一生懸命努力を続けてほしいと思います。えらそうだと思うかもしれないけど、これが自分が一番伝えたいことです。そして、今までこんな先輩についてきてくれてありがとう。みんなのこれからの活躍を期待しています。
  最後に、今まで支え続けてくださった全ての人に心から感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございました。』
 

まりこ
『慶応戦から二週間が経った今、グラウンドに立ってせかせか仕事をしていたのを昨日のことのように感じます。最近、今まで通り部屋にあったラグビーバッグが少しホコリをかぶっているのを見つけ、これを使うことももうないんだなあと気づいてはじめて引退を実感しました。
 入部してから引退するまで、マネージャーという立場でありながら、私は本当にたくさんの人たちに迷惑をかけてきてしまいました。そんな私をこの部活の一員として認めてくれ、支えてくれた周りの方々に心から感謝しています。
 一生懸命ってなんて素敵なんだろう、と刺激を受けつづけた毎日でした。他部活の友達などに「すごく大変そうだけど充実してそう!」「ラグビー部はやっぱり別格だよね」などと言われるたびに、この部活だからこその素晴らしさを感じ、嬉しく、誇らしく思っていました。

 2年半、横須賀高校ラグビー部の一員として過ごすことができて本当に幸せでした。この部活にいたことで、私は入部した頃の自分とは全く違った人間に成長できたと思います。この部活で得たものを、今後生きていくなかで最大限に活かし、私が感じた感動を、これから関わる人たちに感じてもらえるようなことをしていきたいと思っています。
 自分にできることを全て尽くし、私は悔いなく引退することができました。改めて、支えてくださった方々、本当にありがとうございました。そして後輩のみんな、これからも応援しています。頑張ってください!』


りりか
『引退してから2週間が経ちました。3年間で身に備わった習慣はなかなか抜けるものではなく、未だに気づけば部活についてあれこれ考えていて、休日には部活があるような気がしてしまっています。その度にあの当たり前だった生活はもう戻ってこないのかと思い、大きな虚無感を感じるとともに私にとってラグビー部がどれだけ大きな存在であったかということを実感させられます。

 この3年間は本当にあっという間でした。しかし本当に充実していて、密度の濃い3年間でした。3年前にした決断は間違っていなかったと改めて思います。そしてたくさんの方の支えがあったからこそ迎えられた引退だったと思います。
 私はマネージャーとして頼りなくて何度も何度も、なんて自分はだめなんだろうと思ったこともあったけど、大好きなプレーヤーの姿を見るたびに励まされていました。私は宇野組のみんなが大好きです。
 たくさんのクラスメイト、保護者の方々、OBの方々に見守られながら引退できた宇野組は本当に幸せだったと思います。感謝の気持ちで一杯です。3年間、本当にありがとうございました。』
 
 
アキヒコ (キャプテン)
『10月24日、引退をした。受け入れられたのは2週間近くたつ、つい最近のことです。引退をすると時の流れが異常なほどに遅く感じ、毎日の生活にハリがなく感じてしまいます。今では回数が減ったのですが今日の練習何かな~とかグランド広いからタッチフットできるかな~とか考えてしまいます。それだけラグビーは自分にとって大きな存在であったのだと痛感させられています。もうラグビーを始めて14?15?年目なので当たり前なのかもしれません。このコメントを書くにあたって先輩方のコメントを読んだとき、目頭が熱くなるとともになんで1・2年前にこの事を心に刻みきれなかったのだろうと後悔します。

 1年生の頃は緊張しすぎて多くの先輩方に励ましてもらい、迷惑ばかりかけてきました。伊藤組の先輩方とラグビーをできたことを誇りに思います。津田組になり、本当に生意気で扱いづらくて面倒な後輩なのに話しかけてくださる先輩方を本当に尊敬しています。
 だからこそこの2代の先輩方が引退されたとき、とても泣きました。今度こそは自分達が取り返そうという思いが強かった3回戦。
 改めて慶應戦を振り返ると後悔しかありません。駿介先輩に後悔の数を少なくするように言って頂いたにも関わらず減らすことはできませんでした。パスもキックもタックルもプレー選択もまだまだ未熟でした。やっぱり慶應が強かったからそう認めるしかないのですが自分の無力さに失望しました。また今年も泣きました。

後輩へ。
  後悔をできるだけ少なくしてほしいので時間を大切にしてほしいです。この空き時間に何ができるかと常に考え、ラグビーの時間は「チームのために」自分がうまくなることに徹してほしいです。そして自分にも他人にも厳しくやってほしいです。そして最後に偉そうなことを言うけどラグビーしてるときは本当に恐かったと思うし近寄りづらかったと思うけどそれだけみんなには成長してほしいと思っていたし自分の思っていることを伝えたかったので許してください。チームで一番努力した訳ではないし、一番強かった訳ではないけど努力して信頼される人になってください。成長することを祈って塩島組を心から応援しています。

3年生へ。
 2年半しかなかったけど今までで一番濃くて楽しい時間にできました。ベスト8を目指したこと、ふざけあったこと、たくさんのことを思い出します。同学年だけど恐いという人もいると思うし、イライラさせることも本当に多かったと思うけどこのメンバーでできたこと、感謝してもしきれません。本当にありがとう。
 マネージャーにはパスだしてもらったり、おにぎり作ってもらったり、サプライズドリンクあったり本当にいろいろなところで支えてもらいました。心から感謝しています。

 松山先生。自分のラグビーに対する意識を変えてもらい下から這い上がる難しさなどいろんなことを教えてもらいました。中学生の頃の自分の選択に間違いはなく、松山先生の下でできてよかったです。ありがとうございました。
 赤羽さんにはテーピングやマッサージなど様々な処置をしてもらい、最後も怪我しながらでしたができたことなど本当に感謝しています。
 そして両親。自分のやりたいことを全力でやらせてくれたこと、様々な要望に答えてくれたこと感謝してもしきれません。これからも人生続くのでよろしくお願いします。

 こんなに支えてもらったから、勝って恩返しをしたかったです。この横須賀高校でラグビーができたこと。この代でこの後輩達とできたこと。そして何よりもあんなにクラスメイトに応援してもらえるチームでキャプテンをやり宇野組と呼べること、を本当に誇りに思いますし幸せ者だと思います。だからこそ国体に選んでもらったことは嬉しかったしいい経験ができたけどチームにいれない時間が多くなるのは寂しかったし残念でした。智将先輩や津田先輩のように姿で語れる人間ではなかったけど、ついてきてくれてありがとう。
 他にもOBの方々や保護者の方々、クラスメイト、高澤先生など多くの人に支えてもらってできたことに大変嬉しく思いますし感謝しています。今までありがとうございました。』



 

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