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60周年記念式典 『蓄積と進化』

2015/12/28

 師走のお忙しい中、たくさんのOBの皆様がお越しくださいました。本当にありがとうございました。

 私自身、この素晴らしい組織の記念すべき60周年の場に関係者として立たせていただくことができたことを、心から光栄に思っております。

午前中のOBタッチフット大会
 祝賀会の前夜、50周年の記念誌をあらためて読み返させていただきました。全ての代の皆様のお名前と当時のエピソードを読ませてもらっていると、本当に60年間の全ての皆様の歩み先に今我々があり、すべての皆様の思いを背負い、今我々は生きているのだと痛感しました。

 

 監督に就任して5年半が経ちました。その間、関東大会3回出場、昨年は7人制大会県3位など、東京神奈川埼玉千葉といういわゆる首都圏では県立浦和高校と並んで「公立の2強」と他県のラグビー関係者からも呼んでいただけるチームになることができました。

 しかしそれらはすべて、60年分の全ての皆様の全ての努力が積み重なった上に立たせてもらっているだけのことであり、本当にありがたいことだと思っております。

 

 勝った代、勝てなかった代ありますが、その結果に対しての優劣など全くないと思っております。私が就任してからのことを振り返っても、2年目の稲垣組が関東大会Eブロックに出場したのも、その前の年に私の赴任に伴う大きな変化を受け入り、もがき苦しみながらも闘ってくれた熊坂組のおかげであり、関東大会Fブロック優勝を果たした岩田組の翌年にシード権を落としてベスト8に入れずに終わった伊藤組も、岩田組よりも大きく進化し、やれる努力をやりつくしたうえで、人材やくじといった運が少々足りなかっただけでした。

 

私の着任以降の熊坂組、稲垣組、岩田組、伊藤組、津田組
 一昨年の津田組は関東大会を果たしましたが、昨年の宇野組はそれを超えたと自信をもって言えるほど強くなり、限られた環境の中でできる努力はし尽くしましたが、運には恵まれずベスト8入りは果たせませんでした。しかしそこまで努力したからこそ、「横高ラグビーの歴史を進化させることができた」と胸を張っていいのだと思います。

伊藤智将のキャプテンソロからの坂東武者斉唱
 現チーム・塩島組の目標は昨年と同様「ベスト8入り」です。「なぜ花園と言わない!」というお声もあるかもしれませんが、部の存続や環境とのバランスを保ちながら、チームとしても個人としても、やれる努力は全てやり尽くしているという自負があるからこそ、この目標を堂々と掲げてよいのだと思っております。

 「苦しくとも諦めずにもがき続ける」の蓄積こそが伝統であり、戦績に関係なく、前年を超えようとして進化と努力の限りを尽くした先にあるのが今日の60周年なのだと思います。60年間の全ての皆様の全ての一日の努力に感謝し、明日からもこの重き伝統を背負って努力してまいります。


塩島組キャプテン・コウタロウ

『こうしてたくさんのOBの皆様の前に立つと横高ラグビー部の伝統を感じ、また、横高ラグビー部キャプテンの誇りと責任をより一層感じます。

 今年はチームで「ベスト8入り」「県内5位相当の相手を倒す実力をつけること」「誰からも応援されるチーム」を目標に掲げました。まだ、その目標までの距離は遠いですが、徐々に近づいていっている自信はあります。毎日の練習を大切にし、絶対に目標を達成したいと思います。

今井名誉会長、加藤顧問会長、岩田会長の3ショット

 OBの皆様、保護者の皆様の支援があって毎日横高ラグビー部で活動をすることができています。本当にありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします。』

それでは、当日の写真をお楽しみください!↓


今井OB会名誉会長

鈴木洋一先生

上遠野先生

吉川先生

坂本先生

西村先生

伊藤先生


宇野組・西田




 

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