神奈川県立横須賀高校ラグビー部
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横須賀セブンス ダブル優勝 『One team』
2016/06/13
シボリの名所。鬼門。近年のOBや上級生ならば分かる、この大会の恐ろしさ。チームとして上手くいっているとき、僅かな慢心で地獄に落ちてしまうのがたいていのパターンだ。6月12日、そんな苦く痛い歴史を持つ「横須賀セブンス」が行われた。
今年も上級生の部にはセブンスチームのAと、セブンスには不向きなFW中心のB、そして1年生の部にもAとBという4チームで参戦した。上級生のAにとっては優勝が絶対使命となる大会。昨年はアキヒコを中心にその後の県セブンスで3位になるほどの好チームだったが、うっかり練習感覚で臨んでしまったこの大会で横須賀総合にまさかの大敗を喫した。
今年も一人ひとりの足の速さでは絶対に横須賀総合の方が上だろう。にも関わらず、1週間前にチームいちのフィニッシャーであるユウトが練習中に負傷。リハビリに懸けたが、残念ながら間に合わなかった。昨年の悪夢、ユウトのケガ、気合と緊張が存分に高まった。
1年生大会については、例年通り「やってみなけりゃ分からない」大会。しかし4月の新入部員交流タッチフット大会では、横須賀総合の走力と強気を有する経験者に気持ちよく走られ、悔しい敗北を喫した。あの思いを晴らすべく、今度はコンタクトのあるラグビーで「挑戦」する立場として挑んだ。
まずは上級生B。背番号1・2・3・4が並ぶほどセブンスには本来不向きなメンバー構成。しかし日頃からコツコツと努力を続けて進化するツバサ・ヒデヨシらが思い切りのいいプレーを連発し、1勝1敗という悪くはない結果で終えた。不甲斐ない思いだけで終わったのは2~3人くらいだろう。
続いて1年生。A、Bともに闘争心溢れるプレーで闘った。1年生Bは残念ながら勝利には届かなかったが、リュウノスケを核弾頭に一人ひとりが必死でプレーし、2戦とも十分に健闘した。
1年生Aは優勝を狙うメンバー構成。初戦の横須賀総合戦が事実上の決勝戦と想定し、初戦必勝を期して戦った。ゲームキャプテン・ユタカの視野の広い的確なプレー、激しさがすでに上級生を超えているユウスケ、臆せぬタックルで相手の勢いを抹殺するユウセイ、その他全てのメンバーが自分らしさを表現した。チャレンジャーとして臨んだ横須賀総合戦を「28-7」の完勝で乗り越え、決勝の追浜戦は「39-0」と圧倒。見事に優勝を果たした。
最後は上級生A。初戦の追浜戦を「31-5」で完勝し、いよいよ決勝の横須賀総合戦。準決勝を見る限り、相手の戦力は今年もかなり高いことが分かった。ゲームの鍵は「メンタル」。強気、闘争心、不屈の精神を保ち、勢いを放ちつつ冷静な判断と適切なメンタルコントロールができるか。A以外の全部員もアップを盛り上げ、この日の一つのテーマとしていた「One team」の意識をもってキックオフを迎えた。
完璧なゲームだった。相手のキーマン2人を完封し、アタックでも的確な判断で理に適ったトライを重ねた。最終スコアは「28-5」。ラストプレーでジャージの色を見間違って1トライを失ったが、そんなことが全く気にならない完璧な勝利だった。
実は3年ぶりのダブル優勝。3年前は伊藤智将キャプテン(1年生Aのゲームキャプテン・ユタカの兄)の代だ。ダブル優勝という事実だけでなく、チームワークやメンタルの部分で確実に一段上がることができた一日となった。
シュウヘイ
『1年前に敗れた総合に勝利することができ、優勝という結果で横須賀セブンスを終えることができました。とても嬉しく思います。
今回の大会を通して、チームでセブンスを戦うことの大切さを改めて感じました。また今まで徹底して取り組んできた、攻守ともに味方のサポートに走る、という部分にも少し成長が見られたと思います。
1週間後の県セブンスで結果を残すために、もう一度やるべきことを整理して、最善の準備をして臨みます。』
タイガ
『まず初めに、この試合に勝利できたことに何より安堵しています。鬼門である横須賀セブンスを突破したことは、塩島組と自分にとって大きな意味を持っています。一昨年は準優勝の賞状がビリビリに、去年は長時間に渡る激しいシボリを経験し、その記憶が一週間前から今日まで頭から離れませんでした。
「今年こそは必ず」この思いはAチームメンバーだけではなく、Bチームや一年生、そしてMG全員のもので、今日の勝利はチーム横須賀で勝ち取ったものです。県セブンスのステップではなく、年に一度のガチンコ勝負に勝てたこと、これは自分にとって一生の財産になりました。そして、応援に来ていただいた沢山の方々に心よりお礼を申し上げます。』
ツバサ
『僕は横須賀高校のBチームとして出場しました。Bチームだからといって負けたくない、勝ちたいと心の底から思っていました。結果初戦は負けてしまいましたが、続く二回戦目は初戦の敗戦の悔しさをバネにBチーム一丸となって勝利することができました。この横須賀セブンスを通してプレーヤーとして、人として成長できたと思います。この経験を糧にまたこれから始まる15人制ラグビーの練習も頑張っていきたいです。』
ユウセイ
『高校生になって7人制のラグビーは初めてでしたが、満足のいくプレーが出来たと思います。横須賀総合戦ではタッチフット大会でのリベンジを果たすために最大のテンションで試合に望むことが出来ました。そして次の追浜戦でもそのままの勢いで手を抜かず全力でプレーできました。これからは15人制で活躍できるように個人のスキルと協調性を高めていきたいです。』
タケシ
『僕にとって、このセブンスの大会は、タッチフット大会の雪辱を晴らすための大切な試合でした。初戦がその試合となりました。前半は、まだあまり慣れていないこともあって、ミスが目立ちましたが、後半になったら、みんな声もでてきてとてもいい雰囲気でラグビーを楽しむことができました。その甲斐あってしっかり雪辱を晴らすことができました。決勝も、いい流れでプレーすることが出来たので勝つことが出来ました。これからも今回のような喜びを味わえるように、1日1日を大切にして、しっかり練習していきます。』
今年も上級生の部にはセブンスチームのAと、セブンスには不向きなFW中心のB、そして1年生の部にもAとBという4チームで参戦した。上級生のAにとっては優勝が絶対使命となる大会。昨年はアキヒコを中心にその後の県セブンスで3位になるほどの好チームだったが、うっかり練習感覚で臨んでしまったこの大会で横須賀総合にまさかの大敗を喫した。
今年も一人ひとりの足の速さでは絶対に横須賀総合の方が上だろう。にも関わらず、1週間前にチームいちのフィニッシャーであるユウトが練習中に負傷。リハビリに懸けたが、残念ながら間に合わなかった。昨年の悪夢、ユウトのケガ、気合と緊張が存分に高まった。
1年生大会については、例年通り「やってみなけりゃ分からない」大会。しかし4月の新入部員交流タッチフット大会では、横須賀総合の走力と強気を有する経験者に気持ちよく走られ、悔しい敗北を喫した。あの思いを晴らすべく、今度はコンタクトのあるラグビーで「挑戦」する立場として挑んだ。
まずは上級生B。背番号1・2・3・4が並ぶほどセブンスには本来不向きなメンバー構成。しかし日頃からコツコツと努力を続けて進化するツバサ・ヒデヨシらが思い切りのいいプレーを連発し、1勝1敗という悪くはない結果で終えた。不甲斐ない思いだけで終わったのは2~3人くらいだろう。
続いて1年生。A、Bともに闘争心溢れるプレーで闘った。1年生Bは残念ながら勝利には届かなかったが、リュウノスケを核弾頭に一人ひとりが必死でプレーし、2戦とも十分に健闘した。
1年生Aは優勝を狙うメンバー構成。初戦の横須賀総合戦が事実上の決勝戦と想定し、初戦必勝を期して戦った。ゲームキャプテン・ユタカの視野の広い的確なプレー、激しさがすでに上級生を超えているユウスケ、臆せぬタックルで相手の勢いを抹殺するユウセイ、その他全てのメンバーが自分らしさを表現した。チャレンジャーとして臨んだ横須賀総合戦を「28-7」の完勝で乗り越え、決勝の追浜戦は「39-0」と圧倒。見事に優勝を果たした。
最後は上級生A。初戦の追浜戦を「31-5」で完勝し、いよいよ決勝の横須賀総合戦。準決勝を見る限り、相手の戦力は今年もかなり高いことが分かった。ゲームの鍵は「メンタル」。強気、闘争心、不屈の精神を保ち、勢いを放ちつつ冷静な判断と適切なメンタルコントロールができるか。A以外の全部員もアップを盛り上げ、この日の一つのテーマとしていた「One team」の意識をもってキックオフを迎えた。
完璧なゲームだった。相手のキーマン2人を完封し、アタックでも的確な判断で理に適ったトライを重ねた。最終スコアは「28-5」。ラストプレーでジャージの色を見間違って1トライを失ったが、そんなことが全く気にならない完璧な勝利だった。
実は3年ぶりのダブル優勝。3年前は伊藤智将キャプテン(1年生Aのゲームキャプテン・ユタカの兄)の代だ。ダブル優勝という事実だけでなく、チームワークやメンタルの部分で確実に一段上がることができた一日となった。
シュウヘイ
『1年前に敗れた総合に勝利することができ、優勝という結果で横須賀セブンスを終えることができました。とても嬉しく思います。
今回の大会を通して、チームでセブンスを戦うことの大切さを改めて感じました。また今まで徹底して取り組んできた、攻守ともに味方のサポートに走る、という部分にも少し成長が見られたと思います。
1週間後の県セブンスで結果を残すために、もう一度やるべきことを整理して、最善の準備をして臨みます。』
タイガ
『まず初めに、この試合に勝利できたことに何より安堵しています。鬼門である横須賀セブンスを突破したことは、塩島組と自分にとって大きな意味を持っています。一昨年は準優勝の賞状がビリビリに、去年は長時間に渡る激しいシボリを経験し、その記憶が一週間前から今日まで頭から離れませんでした。
「今年こそは必ず」この思いはAチームメンバーだけではなく、Bチームや一年生、そしてMG全員のもので、今日の勝利はチーム横須賀で勝ち取ったものです。県セブンスのステップではなく、年に一度のガチンコ勝負に勝てたこと、これは自分にとって一生の財産になりました。そして、応援に来ていただいた沢山の方々に心よりお礼を申し上げます。』
ツバサ
『僕は横須賀高校のBチームとして出場しました。Bチームだからといって負けたくない、勝ちたいと心の底から思っていました。結果初戦は負けてしまいましたが、続く二回戦目は初戦の敗戦の悔しさをバネにBチーム一丸となって勝利することができました。この横須賀セブンスを通してプレーヤーとして、人として成長できたと思います。この経験を糧にまたこれから始まる15人制ラグビーの練習も頑張っていきたいです。』
ユウセイ
『高校生になって7人制のラグビーは初めてでしたが、満足のいくプレーが出来たと思います。横須賀総合戦ではタッチフット大会でのリベンジを果たすために最大のテンションで試合に望むことが出来ました。そして次の追浜戦でもそのままの勢いで手を抜かず全力でプレーできました。これからは15人制で活躍できるように個人のスキルと協調性を高めていきたいです。』
タケシ
『僕にとって、このセブンスの大会は、タッチフット大会の雪辱を晴らすための大切な試合でした。初戦がその試合となりました。前半は、まだあまり慣れていないこともあって、ミスが目立ちましたが、後半になったら、みんな声もでてきてとてもいい雰囲気でラグビーを楽しむことができました。その甲斐あってしっかり雪辱を晴らすことができました。決勝も、いい流れでプレーすることが出来たので勝つことが出来ました。これからも今回のような喜びを味わえるように、1日1日を大切にして、しっかり練習していきます。』
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