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坂東武者ブログ

秘めた才能が大爆発！横高文化祭（記者：バンブー）

投稿日時：2010/09/28(火) 22:44

※　文章の合間に、女装コンテストの写真を掲載してあります。お子様および心臓の弱い方はご遠慮ください。

横高は文化祭と体育祭を隔年に行っていて今年は文化祭の年。毎回各クラスや部活、有志の団体が劇、お店、出し物などに力を入れてます。さて、我がラグビー部は、何故だか伝統に成っている自作映画上映そして女装コンテスト、お笑いコンテストに参加しました。

映画は夏休みから準備を初めました。最初はどんな映画にするのかとストーリー会議、たくあんを初め三年生の数名と弘が話し合いました。その時に決まったことは、「主人公となる転校生が3人来る」「白と黒とその他の勢力を作りケンカや抗争をさせ学校が荒れている設定」「白と黒が民族フットボール(学校の建物や敷地を使ってラグビーをすること)で決着を付けようとする」

主人公の一人が途中で民族フットボールに参加し白と黒を和解させるといった感じです。ちなみに台本は作ってません。監督が大体のセリフと演技指導してあとは役者のアドリブで「こうしたらもっと面白いじゃない？」とか「このほうが良い！」な感じでみんなでアイデアを出しながら撮影をしました。撮影はいつも笑いが絶えません。撮影中はみんな笑いを堪えているのですがカットの一声で大爆笑となることも。

撮影が始まってから2.3日経った日この映画にとって転機が訪れました。それは、三年生から二年生に映画制作の責任を任せられた事。最初監督であったたくあんがクラスの関係で撮影に参加出来なくなるということで監督がヒロシに託され、また撮影、編集もてつが受験勉強大変になるということで「じゃあ僕がやります」と言って任せられました。夏休み中撮影は順調とはいえなく、必要な役者がいなく仕方なくオマケのシーンを撮り、先程も書いた通り台本が無いので何を撮ろうか迷って時間が潰れたり、アイデアが出なくなって今日はもう止めという感じで本編がなかなか録り終われませんでした。またある時はケンカも起きました。そんなこんなで夏休みも終わり学校が再開、休み時間や放課後の短い間に集合して撮影をし、やっとのことで文化祭2日前に全部録り終われました。

撮影も大変でしたけどもっと大変なのは、編集です。撮影の後、家に帰ってパソコンに向かい合い地道な作業、一分ぐらいのシーンを作るのに大体1～3時間ぐらい掛かりました。一昨年のラグビー部の映画を編集した先輩に編集のアドバイスをもらいつつ制作。最初の頃は、Windowsに付属するムービーメーカーというソフトを使ってました。ある程度出来るのですが、やっぱり無料のなのでエフェクトがあまり無くやりたいことが出来ないしイマイチ迫力が無いなと思い市販のソフトを買うことにしました。だけどこのソフトは動作が安定せず10分に1回ぐらいあるんじゃないかという頻度で『応答がありません終了します』という文字がでて来て落ちてしまう。でも親に無理に頼んで買ってもらったものなんで仕方なく使用。まぁ落ちる直前までのデータが保存されてるので何とかなりましたけど。

そんなこんなで学校始まってから寝不足の日々で、文化祭までの一週間はほとんど寝る時間はありませんでした。

特にこの編集で大変だったのがビームのエフェクトを作るとこで、たった40秒のシーンの為に7時間も掛けてしまったことです。(笑)これを作ってる最中ちょっと怖い体験をしました。それは突然勝手にパソコンのスピーカーから風鈴の音がチリンチリーンと鳴り始めたのです。時刻は夜3時頃その時背筋から冷たい感じがしました。それはパソコンを消すまで鳴り止みませんでした。その後は何もなかったように音はありません。何だったろう？不思議です。

とまぁ色々トラブルもありましたが本番までには何とか形に仕上げる事が出来ました。

9月18日

遂に文化祭１日目、学校は派手に装飾されいつもと違う雰囲気朝開会式があり文化祭スタートでもその開会式までに映画をDVDに焼けなかった為参加出来ず、周りのみんなに聞くと面白かったと言う声があぁ残念…

気を取り直してまずは自分のクラスの手伝いお好み焼きを売ってたのですが予想よりお客さんが来てビックリ店は凄く忙しくなり途中で材料が足りなくなって買い出しに行く程でした。

午後1時遂にラグビー部の映画上映みんなで呼び込み席が満席に成る程入ってもらえました。公開する直前こんなに人が来るとは思わず急に自分が作った作品を見せるのが恥ずかしくなりまた、受けなかったら怖いなという不安に襲われました。でも終わった後拍手をして貰いその時頑張って作って良かったと思いました。

そのあと2時～は女装コンテストラグビー部からは2日目も合わせて全部で5チーム参加しました。女コンのために各チーム一週間前ぐらいからからネタを考えたりダンスの練習そして衣装を用意したりしました。ダンス練は朝や放課後の空いてる時間でやりました。そして本番中庭には沢山の人々が集まってました。この日はパヒュームとモーニング娘。のチームがラグビー部からの出場です。まず先にパヒュームのチームが先にステージへ、ちょっとしたコントやチョコレートディスコのダンスで会場は盛り上がりました。そして他の団体が終わり僕がいるチームであるモーニング娘。がステージに上がりました。実際、人が多くて緊張や恥ずかしい気持ちに成りましたけど踊っているうちにテンション上がって関係無く成りました。一つ目に踊った恋のダンスサイトと言う曲は文化祭の2.3日前にやることが決まってその時自分は編集で忙しすぎて一切練習できなくて、仕方がないのですべてアドリブで踊りました(笑)

そして女コンも終わりウェイトルームで着替えていたら、終わって安心したのか急に力が抜けるような感じがしました。

9月19日

文化祭2日目日曜日というのか１日目よりさらに人が多くにぎわっていました。この日自分は下痢のせいで衛生上クラスのお好み焼きの調理から外され代わりにガチャピンの着ぐるみを来て宣伝してました(笑)結構暑かったです。

10時50分お笑いコンテスト

ラグビー部から6組出場最初のグループは声があまり通らなかったのかあまり受けてない…そこそこ受けたりしたものの微妙な空気が会場に流れている。マイクをきちんと使い始めたら意味が通じたのか結構笑いが起こり始め最終的には爆笑とは言えないけどムードは良くなりました。流石です。いつも一発芸してるおかげだね。

1時映画上映

昨日に引き続き沢山の人に来て貰いまたまた満席になりました。今回も拍手をいただきまた色々と良かったよと声を掛けて貰いまたまた嬉しく成りました。観に来てくれた方々本当にありがとうございました。

2時女コン

今回は矢島美容室、KARA、Sexy and the cityの3組がラグビー部から出場しました。どのチームも会場は大盛り上がりでした。

そして文化祭も終わりに近づき片付ける時この楽しかったのも終わってしまうんだと少し悲しい気分に成りました。

後夜祭

じゃんけん列車とフォークダンスを行い楽しみました。今年は男子同士踊るってのが見られなかったです。毎年男子余りまくるんですけどね不思議です。

というわけで自分にとっては凄く忙しく辛くでも凄く楽しかった日々を過ごせました。いい思い出と成りました。

たいへんお見苦しい写真を・・・。失礼しました！

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国体オール神奈川参加記（記者：ダイスケ）

投稿日時：2010/08/30(月) 18:37

　２年間の数回に渡るセレクションを経て約100名のスコットから厳選された３５名。８月４日～７日、2010年度国体オール神奈川チーム合宿（３泊４日）が菅平で行われ、キャプテン・ダイスケが参加した。この合宿の目的はチーム強化だけでなく、最終セレクションも兼ねている。合宿を通じて関東ブロック予選にエントリーされる「最終メンバー」は２３名。参加リストでポジションを争うFLを確認すると、慶應キャプテン、日大キャプテン、東海大相模キャプテン･･･。人格が滲み出るポジションだからだろうか、ライバル達はみな強豪シード校のキャプテンばかりだ。周りと同じ意識で、周りと同じ程度のプレーをやったら間違いなく２３名から外されることは明白。強い覚悟と意志を持って、合宿に参加した。以下、ダイスケ。

８月４日(水)

バイスキャプテンに選ばれて本当にびっくりしました。でも、このオール神奈川でこんな大役を任されたことはうれしかったと同時に、きちんとやっていかなければならないと感じました。本格な試合はこれから始まるので頑張っていきたいです。

８月５日(木)

午前に西陵、午後にオール兵庫で、自分は西陵は後半、オール兵庫は前半から出ました。西陵はキックからFWのモールという戦い方を徹底していくことの大事さを感じました。正直、午後のオール兵庫戦は頭が痛すぎて何も覚えていません。結果、西陵戦は勝ち、オール兵庫戦は負けてしまいました。自分の反省としては、DFに走れなかったので明日修正して、どんどん走っていきたいです。

８月６日(金)

今日は、挽回しようとしていたら午後の試合に出場機会がなくて不完全燃焼で終わった１日でした。オールのメンバーで話してみたら、合宿の内容が大分違うなと感じました。日数が１週間とか長くて、試合の相手もよく聞くような花園の常連高で自分達とは環境が違うなと感じました。その中で公立校は練習の密度を濃くしていかなければ、そういう私立高には勝てないと思いました。

８月７日(土)

最終日となって午前に練習があって、その後解散しました。４日間の合宿で色々な学校・プレイヤーの考え方に触れることができて、自分のラグビーの考え方が広がりました。オールのメンバーと過ごすのは楽しくて合宿をそのまま続けたいとも思いました。学んだことをこれからのチームの合宿で出せるように頑張っていきたいです。

※　この合宿を経て、ダイスケは見事に国体メンバー入りを果たしました。しかもオール神奈川のバイスキャプテンです！　８月末に群馬で行われた関東ブロック大会で残念ながら神奈川は山梨に破れ、本国体への出場はなりませんでした。以下、再びダイスケの感想です。

　普段チームでやれないFLを、高いレベルの中でやることができて、本当に楽しかったです。個人ではそれなりに納得するプレーができましたが、フィットネスやセットプレーの部分で力になれなかったことは悔しいです。

　１年生のときのオール群馬戦から始まって都県対抗戦そして国体と、色々な高校の人たちとプレーができて自分のプレーやチームを見つめなおせたし、友達になって高校の話だったり彼女の話だったりラグビーとは関係のない話で盛り上がれて、自分のチームとは違う意味で楽しくていいチームでした。

　本当に解散したくなかったです。まだオール神奈川というチームが終わるには早すぎたと思っています。何試合でもやっていたかったです。

　ここから切り替えて、オール神奈川で学んだことを自分のチームに還元して、花園予選で結果を残したいです。

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早稲田ラグビー「サマースクール」参加記（記者：きゃべつ）

投稿日時：2010/08/22(日) 10:42

　菅平合宿直前の８月６日～７日、「早稲田大学ラグビー部サマースクール」に参加するために、９名の１年生がチームより先に菅平入りした。サマースクールとは長年早稲田ラグビーが取り組んでいる高校生対象の早稲田ラグビー体験会だ。

今年も全国から８０名程度が参加

　「１～２人行って欲しいな」と思いながら募集対象となる１・２年生に企画を紹介したところ、あまりに多い１年生が参加を希望。嬉しい気持ちもあるが、実像を知る身としてはやはり実像を伝えておかなければならない。「ちょっと待て！これは早稲田ラグビー企画のラグビー教室じゃないんだぞ。あくまで早稲田ラグビーを進路として志している者に対する企画であり、進路として本気で考えていなければ相手様にも他の参加者にも失礼だから、参加すべきじゃない。全国各地から早稲田ラグビーを進路として夢見る選手が集う。無名校からの参加者も中にはいるが、基本的には花園常連校や高校ジャパンクラスがたくさん参加する。そういう企画だ。それをもう一度よく考えて、それでも希望するなら明日もう一度俺のところに言ってきなさい」と、実は一度突き戻した。

　翌日「大丈夫です！参加したいです！」と言ってきた９名。嬉しい気持ちが８割、レベルが違いすぎてグランドで足を引っ張って迷惑をかけないかという不安が２割。それでも「辻監督だから大丈夫だろう！（辻監督は大学同期で、元天敵にして今親友）」と、参加に際しての最低条件「進路希望・意識・挑戦」を再確認して送り出した。ここからは参加者しか知る由がないので、きゃべつの参加記にバトンタッチ。

早稲田大学菅平セミナーハウスにて。

１日目

早稲田大学菅平セミナーハウスに到着。玄関に入ると、京都成章や國學院久我山など強豪の人たちばかり（しかもほとんど２年生・・・）で自分達がこんな人たちと一緒に練習をこなせるか不安になりました。

13：00

サマースクール開校式。辻監督や有田隆平さんをはじめとする超有名選手の方々の挨拶や、早稲田ラグビーの紹介がありました。また、それに引き続き早稲田の学校案内や入試の説明がありました。分かりやすい説明や詳しい資料などとても充実した時間になりました。

15：00

いよいよ辻監督指導のもと、グランドでの練習。アップの後に３チームに分かれて基礎練習。ハンドリングやディフェンスなどなど・・・・・。普段、松山先生が行っている練習に共通した練習が多く、早稲田の基礎を学んだと同時に横高の基礎を見直すきっかけにもなりました。また、全体のレベルがとても高く、一回一回のプレーにすごく迫力がありました。そのあとはフォワードとバックスにわかれ、ラインアウトとセットアタックの練習をして解散になりました。成章のフォワードの方々はとにかくでかくて力強かったです。

17：30

入浴後に食事。食事がすごく豪華でおいしくて驚きました。

１食に牛肉料理・豚肉料理・鶏肉料理がすべて出るほど豪華な料理。大学の合宿では「ステーキ＋うなぎ」などが当たり前にように出ます。でも大学の施設なので宿泊費は格安！１ヶ月近い夏合宿では、注意しないと体重がかなり増えます。

19：00

懇親会。平行して辻監督との面談。懇親会では現役の早稲田の方々とビンゴ大会をしたり、雑談をしたりして楽しみました。面談は５～６人ほどのグループ面談で、監督やコーチの方々と、サマースクールについてや将来の進路について話合いました。

２日目

7：30

起床、朝食。

9：00

グランド練習。午後の練習試合に備えて、チーム発表。アップの後は先日にひき続き基礎練習＋α。難易度が上がり、少し複雑になりましたが、非常に勉強になりました。

辻監督から直接SHとしての指導を受けるいっちー。

12：00

昼食

14：00

サマースクール最後のメニュー。４チームにわかれて、試合形式（タックルなし、ホールドされたらラック形成）のトーナメント。ホールドのはずなのに、なぜかタックルが飛び交いました。本当に１人１人の能力が高く、すごく短いコンビネーションの中でも、ほとんど完璧にサインをこなしているのが、すごいと思いました。

コボちゃんは十分活躍をアピール。　辻監督も誉めていました！　

16：30

帰宅準備。

17：00

閉校式。開校式と同じく、早稲田の方々から挨拶をいただき、解散となりました。今回のサマースクールについては、本当に不安で、無事に過ごせるか心配でした。しかし、早稲田の方々が丁寧に教えてくれたので、面白く充実したラグビーができました。

　また、他の参加者のみなさんも本当にラグビーが上手で、優しく、面白く、いい人たちばかりでした。これだけ環境が整った中でのラグビーはなかなかできないと思います。サマースクールに参加して得られたものは個々で違うと思いますが、それはこの先、必ず役にたつものだと思います。今回学んだことをしっかりと生かせるように、これからも頑張ります。