『離任のご挨拶』 松山吾朗

2017/04/08

 2017年3月31日をもって、人事異動のため7年間務めた横須賀高校を去りました。この間、本当にたくさんの方々に支えていただきました。言葉ではとても表現しようのないほど、深く感謝しております。

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最後の練習(ラグビー校・イングランド)

 私にとっては日本一素敵なOB会の皆様。戦績に関わらず、どんな試合でも温かく応援してくださいました。県立高校ラグビー部では考えられないほど、多岐にわたり大きな大きな支援をいつもいただいておりました。

 7年間、私がどれほど未熟なコーチングであっても、ゲームでチームの大きな欠点が露見しようとも、温かく見守ってくださいました。これほど自由に、やりたい放題の部の運営ができたのは、いつも愛溢れるOB会に支えていただいていたからです。皆様と一緒に生きることができた7年間は、私の一生の誇りです。

 こんなに素晴らしいクラブの一員であったことを、生涯誇りに思って生きてまいります。

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熊坂組
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稲垣組

 保護者の皆様にも、本当にたくさんのご理解と我慢をしていただきました。指導方針やコメント、振る舞いにストレスを感じたことも多々あったかと思います。無難な部活動でも、無難な指導者でもなかったはずです。ケガ、食事、洗濯、勉強との両立、進路など保護者の皆様のご心配やご負担は、計り知れないほど大きなものだったはずです。
 それでもかけがえのない宝物であるお子様を預けてくださり、最後まで見守ってくださいました。心の底から感謝申し上げます。そしてもしよろしければ、今後の人生でも時々お子さまと関わらせていただけると幸いです。

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岩田組
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伊藤組
 OB会の皆様や保護者の皆様と同じくらい感謝しているのは、7年間の全ての生徒たちです。みんなからたくさんの夢と希望と感動をプレゼントしてもらいました。私のエネルギー源は、いつでもみんなの姿でした。どんなにしんどい時でも、みんなの笑顔と元気な声と、真剣なまなざしが私の心を救ってくれました。
 みんなが想像するよりも何十倍?私はみんなのことが大好きです。一人ひとりのことが大好きです。みんなのファンです。この7年間のみんなとの思い出が、みんなの存在が、きっと私の今後も支え続けてくれます。本当に本当にありがとう。

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津田組
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宇野組

 みんなに一つ、お願いがあります。どうかこの素晴らしい横須賀高校ラグビー部というクラブを支え続けて欲しい。この愛溢れるクラブを、自分たちが守り続けるべき場所なんだと覚悟し、使命感を持ち、関わり続けて欲しい。
 これからも顧問・監督は変わり続けます。クラブを支えるのは、命の火を絶やさずに継承するのは、君たちしかないのです。

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塩島組
 現在は私より年配の方々の多大なるご尽力と愛がこのクラブの大部分を支えています。40歳前後はもっとも
OBが少ない世代でしょう。大学を卒業すると自分の仕事と家族のことでいっぱいいっぱいになるのは当然のこと。だけどどうかそこでクラブからいつの間にか切れるのではなく、たった年に一度だけで十分だから関わり続けてください。
 みんなの代が、この素晴らしい組織をさらに進化させ、
OBとして現役のゲームをたまには見て楽しみ、生涯誇りに思える自分の居場所の一つにしてください。

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 もう一つ、私には最近思いついた希望があります。それは、4年に一度みんなでラグビーを楽しむ日を作れたら素敵だなという野望です。忘れにくいように、オリンピックイヤーにするつもりです。その日に都合がつく人が4年ぶりに集い、ラグビーに似たじゃれ合い程度のラグビーを少々だけ楽しみ、すぐにみんなで酒場に繰り出す。タイムスリップしたかのような懐かしい会話を楽しむ。その日がエネルギーとなり、また翌日からそれぞれの世界を生きる。こんな野望を思いつきました。各代のキャプテンか主務に連絡します。どうか連絡が回るように学年のネットワークは保っておいてくださいね。

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村上組からメッセージボール

 今後は横高に帰っても私はそこにはいません。それでもみんなが人生で、困ったり悩んだり嬉しかったり、何かの節には私に会いに来てください。生きている限り、私はみんなのいつでも帰れる場所であり続けたい。「久しぶりに先生の家に行って喜ばしてやるか」と、生涯の仲間たちで誘い合って、気軽に連絡してくださいね。

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横高最後の練習の後。7年間守ってくださったラグビーヶ丘に


「幸せは更新し続けるもの」

 みんなにそう言ったからには、私もこれからの日々で幸せも輝きも更新できるように、自分らしく生きていきます。この7年間の感動と輝きを超えることは、本当に難しいかもしれない。だけど、みんなの先生として、自分がチャレンジを続けたいと思います。
 それぞれの道で、人生を楽しもうな。

 7年間、支えてくださった全ての皆様、たくさんの幸せを、本当にありがとうございました!
 横須賀高校ラグビー部前監督 松山吾朗



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4月2日、7年間の卒業生たちが大慰労会を開いてくれました!
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赤羽トレーナー、富田トレーナー
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7年間のムービーを作ってもらいました。
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歴代の鉄板芸披露!
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この会が次のチャレンジへの覚悟と決意になりました。
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7年間の全ての記事がまとめられた本をプレゼントしてもらいました。7年間の生徒たちのドラマが詰まった本。私の宝物です。
 

 このサイトも、この記事をもって最終更新とさせていただきます。現役部員たちへのメッセージとして、拙い文章ですが書き続けてまいりました。約100万ものアクセス、とても励みになりました。7年間、ご愛読まことにありがとうございました。
 

横高ラグビー宣言

ラグビー本来の素晴らしさを大切にし、横須賀高校は以下のことを体現します。

1 たとえルールで禁じられていないことでも、フェアの精神で自らを律してプレーします。 

2 レフリーの存在意義を正しく理解し、心から尊重します。

3 ノーサイドの精神を理解し、心をこめて相手への敬意を示します。

4 ホームでの試合では、必ず簡易式アフターマッチファンクションを行います。

5 生涯、これらの精神を遵守します。