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坂東武者ブログ

雪が積もればタッチフット

投稿日時:2014/02/09(日) 16:50

『雪が積もる。胸が躍る。タッチフットがやりたくて。』

 これは、私だけでなく多くのラグビーマッドのオーソドックスな思考回路に違いない。

 45年ぶりの記録的な大雪に見舞われた関東地区。積もり続ける昨日から、もう頭の中はタッチフットがやりたくて(今は指導者なので、やらせてあげたくて)たまらない。


 東京神奈川で雪ラグビーを楽しめることなど何度もないことだ。このチャンスを逃すわけにはいかないと、ダイヤの大きな乱れがあるなかで練習を強行した(JR横須賀線の完全運休は想定外でした・・・。送迎していただいた保護者の方、本当にありがとうございました)。

 グランド外で2時間強みっちりウェイトとパス練習をしたら、いよいよ坂の上のグランドへ。絶好の新雪ラグビーフィールド。このコンディションで他の部が練習できるわけもなく、未踏の銀世界。
 メニューは「タッチフット」のみ。セッションのターゲットは、もちろん「楽しむこと」のみだ。

 
 

 これから約4週間、高校入試と学年末試験に伴い、全体で集まれることはほとんどない。登校禁止日も多く、各自が自宅トレーニングとなる。実は関東予選まであと2ヶ月を切っている。この4週間で一人ひとりが自律して作り上げた肉体で大会に臨むことになる。

「この期間、チーム内で一番鍛えたのは俺だ!」の自信を全員が持てるような期間にしてほしい。
 目標設定から時間管理まで、自律の力が身についたことを、一人ひとりが証明してほしい。