神奈川県立横須賀高校ラグビー部
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坂東武者ブログ
富士登山2011(記者:チヒロ)
投稿日時:2011/07/28(木) 12:03
7時40分に御殿場駅に無事到着(^O^) 森上コーチと木村先生と一緒に日本一の山の頂上へ向かう旅がスタートしました。五合目へ向かうバスの中では友達と仲良く話す人や寝る人など過ごし方は様々でみんな楽しそうに過ごしてました(^_^)
無事五合目に到着し涼しさに驚くなかみんなで杖を購入(僕は木刀で参戦笑)
このときはまだみんな笑顔でしたがいざ登山が始まると松山先生が過去最速のペースで山を登ったため滝のように吹き出る汗で六合目にいくまでにFWメンバーがヘトヘトになるという異例の事態が!さすが日本一の山簡単には登らせてくれない(>_<)
六合目に到着すると松山先生から鬼の一言「あと二分で出発する」 近くにいた親子連れ登山客が「休みが短いね」と驚きの声をあげるなか六合目をあとにした(T-T) 上に登るにつれ気温はどんどん下がり汗は止まってきたが疲労はとれず、去年サンダルで登った先輩に尊敬の念を感じる中、後ろの方にいるノゾミの大きな歌声に励まされ何とか七合目に到着\(^-^)/
しかしまさかまさかの雹が降ってくるというアクシデントがあり、やむを得ず下山m(__)m 七合目から五合目までは1時間ほどで着きみんな無事に下山(^○^)
その後バスに乗り御殿場駅到着すると松山先生からまたも鬼の一言「選択肢が二つある。ここで解散するかこれから小田原大雄山に行き、三百段階段トレーニングをして少しだけでも達成感を味わうか」
「この人はいったい何を言ってるんだ」と思ったがさすがにみんな心が折れていたので即座に解散を選択(^-^)
そのあとみんなで銭湯に行き楽しくも辛かった富士登山は終わった\(^-^)/
今回の富士登山は辛くて頂上まで登れなかった悔しさもあったけどみんなの気持ちがひとつになってとてもいいものだったと思います。とても楽しかったです(^-^)
より情景を想像してもらうために、以下、松山日記
難敵・富士山、などとおこがましいことは考えていない。たかが人間の力など到底及ばない日本一雄大な存在。敵は富士山ではなく己だ。3000mを越えて、何度も何度も弱い自分と戦いながら歩を進める。というのがいつもの富士登山のはずなんだが、今年の敵は己でもなかった。やはり人間の力ではどうにもできやしない存在・天候だ。
予報から悪かった。しかし「富士の天気だけは行ってみないと分からない」と強行してみた。須走口新五合目につくまでも、降っては止みの繰り返し。ただし、バスを降りた瞬間、例年にはない「寒さ」が先制パンチを見舞ってきた。
スタート時に、毎年「頑張って」とにこやかに手を振るだけの山小屋のオヤジが一言。「大雨と雷の注意報が出た。しかも山頂は零度。風もあるから体感は零度以下。防寒着は十分あるかい?」…緊張のスタート。無理しそうな自分の性格をコントロールするために「8合目までで折り返す可能性が十分ある」と生徒に告げた。
そんなスタートだったから、気持ちが焦って例年よりも急ピッチで上った。6合目までの所要時間は昨年よりも10分早い50分。空は相変わらず。「冷たい雨」と「大汗」が交互にシャツをびしょ濡れにしていく。雨の合間には、「なんだかんだで山頂まで行けないか」と期待を捨てきれない。
しかし本6合目を過ぎたころ、明らかにグレーの塊に入った。雨はもう止む気配はない。7合目大陽館着。ちょうどそのタイミングで、コンディションは最悪に。雨(ほぼ雹)」は冷たく大粒。容赦なくバチバチと音をたてて体に突き刺さる。ついに風も出てきて、体感温度は零度に近い。手のひらの感覚がなくなる。僅かな望みを胸に待機したが、びしょ濡れの全身に突き刺さる冷風が体温を奪い続ける。空の様子を見ても目途なし。
5分で決断。私個人としては5回目の富士登山にして、初めての「未登頂折り返し」となった。
無念さをかみしめながら、例年よりも雨で快適さのない砂走りで下山。おそらく1時間程度で5合目バス乗り場に付き、振り返ることもなく駆け込み乗車で富士山をあとにした。
人間の力など到底及ばない雄大な存在・富士山。登頂だけでなく撤退を経験しておくのも悪くはないなと自分に言い聞かせる。失敗があるから成功の喜びが大きいんだと自分に言い聞かせる。…それでもやっぱり悔しい。私は毎年登っているから構わないが、1年生14名にあの達成感と優越感を味わわせてやりたかった。いやホント悔しいな。
無事五合目に到着し涼しさに驚くなかみんなで杖を購入(僕は木刀で参戦笑)
このときはまだみんな笑顔でしたがいざ登山が始まると松山先生が過去最速のペースで山を登ったため滝のように吹き出る汗で六合目にいくまでにFWメンバーがヘトヘトになるという異例の事態が!さすが日本一の山簡単には登らせてくれない(>_<)
六合目に到着すると松山先生から鬼の一言「あと二分で出発する」 近くにいた親子連れ登山客が「休みが短いね」と驚きの声をあげるなか六合目をあとにした(T-T) 上に登るにつれ気温はどんどん下がり汗は止まってきたが疲労はとれず、去年サンダルで登った先輩に尊敬の念を感じる中、後ろの方にいるノゾミの大きな歌声に励まされ何とか七合目に到着\(^-^)/
しかしまさかまさかの雹が降ってくるというアクシデントがあり、やむを得ず下山m(__)m 七合目から五合目までは1時間ほどで着きみんな無事に下山(^○^)
その後バスに乗り御殿場駅到着すると松山先生からまたも鬼の一言「選択肢が二つある。ここで解散するかこれから小田原大雄山に行き、三百段階段トレーニングをして少しだけでも達成感を味わうか」
「この人はいったい何を言ってるんだ」と思ったがさすがにみんな心が折れていたので即座に解散を選択(^-^)
そのあとみんなで銭湯に行き楽しくも辛かった富士登山は終わった\(^-^)/
今回の富士登山は辛くて頂上まで登れなかった悔しさもあったけどみんなの気持ちがひとつになってとてもいいものだったと思います。とても楽しかったです(^-^)
より情景を想像してもらうために、以下、松山日記
難敵・富士山、などとおこがましいことは考えていない。たかが人間の力など到底及ばない日本一雄大な存在。敵は富士山ではなく己だ。3000mを越えて、何度も何度も弱い自分と戦いながら歩を進める。というのがいつもの富士登山のはずなんだが、今年の敵は己でもなかった。やはり人間の力ではどうにもできやしない存在・天候だ。
予報から悪かった。しかし「富士の天気だけは行ってみないと分からない」と強行してみた。須走口新五合目につくまでも、降っては止みの繰り返し。ただし、バスを降りた瞬間、例年にはない「寒さ」が先制パンチを見舞ってきた。
スタート時に、毎年「頑張って」とにこやかに手を振るだけの山小屋のオヤジが一言。「大雨と雷の注意報が出た。しかも山頂は零度。風もあるから体感は零度以下。防寒着は十分あるかい?」…緊張のスタート。無理しそうな自分の性格をコントロールするために「8合目までで折り返す可能性が十分ある」と生徒に告げた。
そんなスタートだったから、気持ちが焦って例年よりも急ピッチで上った。6合目までの所要時間は昨年よりも10分早い50分。空は相変わらず。「冷たい雨」と「大汗」が交互にシャツをびしょ濡れにしていく。雨の合間には、「なんだかんだで山頂まで行けないか」と期待を捨てきれない。
しかし本6合目を過ぎたころ、明らかにグレーの塊に入った。雨はもう止む気配はない。7合目大陽館着。ちょうどそのタイミングで、コンディションは最悪に。雨(ほぼ雹)」は冷たく大粒。容赦なくバチバチと音をたてて体に突き刺さる。ついに風も出てきて、体感温度は零度に近い。手のひらの感覚がなくなる。僅かな望みを胸に待機したが、びしょ濡れの全身に突き刺さる冷風が体温を奪い続ける。空の様子を見ても目途なし。
5分で決断。私個人としては5回目の富士登山にして、初めての「未登頂折り返し」となった。
無念さをかみしめながら、例年よりも雨で快適さのない砂走りで下山。おそらく1時間程度で5合目バス乗り場に付き、振り返ることもなく駆け込み乗車で富士山をあとにした。
人間の力など到底及ばない雄大な存在・富士山。登頂だけでなく撤退を経験しておくのも悪くはないなと自分に言い聞かせる。失敗があるから成功の喜びが大きいんだと自分に言い聞かせる。…それでもやっぱり悔しい。私は毎年登っているから構わないが、1年生14名にあの達成感と優越感を味わわせてやりたかった。いやホント悔しいな。
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