神奈川県立横須賀高校ラグビー部
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春の強化期間終了 『確かな実感』
2012/04/08
関東大会予選も迫ってきた春休み。どのチームも集中的に強化に励む勝負の期間。今年は学期中にフィジカル、フィットネス、基本スキルを徹底できたこともあり、この期間はチームスキルに特化して取り組んだ。明和県央(群馬県・3年連続花園出場)や静岡高校、本郷高校(東京)などとの6日間の実戦練習(試合・合同練習)を軸に、チームスキルに磨きをかけた。
3月26日の山梨遠征では、事前の打ち合わせで誤解が生じており、残念ながら日川高校との対戦はなかったが、明和県央と2本、早大学院と1本、富山工業と1本の練習試合を行った。
早大学院戦(20分×1)は、開始10分でワンサイドの展開になりかけたため、残り10分はBチームへ交替。「24-0」と完勝で終えた。富山工業戦(20分×1)はBで臨み、巨漢揃いの富山工業に1本許して「0-5」と敗戦。
メインとなった明和県央戦(20分×2)は、主にDFで課題が残ったものの「31-12」と勝利。遠征ではケガからの復帰が間に合わなかった2年生FWの穴を埋めるべく、ヒロタカやユウマ、リョウスケなど1年生FWが奮闘した。マンオブザツアーはPRジュン。PRはBが組めない状態の中、合計80分間衰えることなくアグレッシブにプレーして心身の成長を示した。
4月1日は静岡高校との合同練習。昨年、唯一横高のモールを完全崩壊させたDFシステムなど、常に超進学校らしく独自性と工夫に満ちているチーム。昼食をはさんで合計5時間以上、お互いの手の内をばらしあった。やっぱり有益だった。関東予選で威力を発揮すること間違いなしの「策」を教えてもらった。静高の皆さん、また時々来てくださいね!
同じ学年同士、MG同士で一緒に昼食タイム。
いつも通り、アフターファンクションは笑顔溢れる交流となりました。
春強化期間の総決算は、東京の強豪・本郷高校戦。新人戦ではあの国学院久我山に僅か5点差で惜敗した超強豪校。昨年の本郷との対戦では、相手がメンバーをBに落とした3ハーフ目にやっと追いつけたものの、A相手の2ハーフは完敗だった。この日の横高メンバーは8人中5人が1年生という若いFWと、初めて組めたベストメンバーのBK。試合の焦点はどれだけFWが対抗できるかだった。
結果は自信を深めつつ少々の課題も露見する有意義なもの。最終スコアは「38対0」の完勝。前半は1年がかりで試行錯誤して作り上げたアタック力を(24-0)、後半は春の練習の8割近くを割いて取り組んだDF力を(14-0)証明した。
プレーから自信が漲るようになってきたカズヤとリョウイチ
この試合の一番の収穫は、やはりBからケガで繰り上がった1年生FWたちの健闘。本来Aであった2年生FW数名もついに復帰間近となったが、レギュラー争いはきっと最後の最後まで間違いなく分からない。
リョウスケ
『この春の自分の目標は自分自身のディフェンスの強化でした。そのせいかはタックルだけでなくブロックなど意識の面でも出てきたと思います。これからは1つ1つのタックルなどディフェンスで精度をあげることとフィットネスの強化です。そのためにも1日1日を大事にしていきたいです。』
アサト
『今回の春合宿では、弱い自分と戦ってきました。いろいろの高校と試合をしてきた春合宿でしたが、その試合のなかでタックルから逃げてしまう自分や、弱いプレーをしてしまう自分がいました。しかし、毎日の練習の中でタックル練で、先輩に一緒に付き合ってもらい、少しづつ心身ともとも成長してきました。しかし、まだまだなので関東予選までには、いまよりずっと練習をがんばり強いタックル、強い自分を身につけて行きたいです。』
カズヤ
『関東予選に向けての春休み強化練習はとても実りがありました。たくさんの合同練習や試合を経て、今の横須賀に何が足りないのか考え、練習を重ねることで弱い部分を克服し日々の成長を感じることができました。自分個人としてもチームとしても大きく飛躍できたと思います。また、ケガ人が多く主力人がいない中で、下級生たちが中心になり活躍してくれたのでこれからのレギュラー争いが楽しみです。まだまだ修正すべき部分はたくさんありますが、この春休みで得られたことを武器にして関東大会に向けて頑張ります。応援よろしくお願いします。』
「日頃の歩み、戦術と練習内容が間違っていないということ」「1年生の底上げ」という確かな実感が得られた強化期間。4月22日の初戦(3回戦)から、チーム一丸となって爆発したい。
おまけ
この春休みに、二人の優れたスクラムハーフがコーチに来てくれました。最初に来たのは、東福岡高校卒業後に早稲田大学ラグビー部で主務という重責を果たしながらもアカクロを着て活躍した偉人・その名も西田剛(つよし・タマリバ所属)。
二人目は、東福岡高校卒業後に立教大学でキャプテンとしてチームを対抗戦勝利に導き、現在はNECグリーンロケッツでトップリーガーとして活躍する偉人・その名も西田創(つくる・横高指導は3回目)。
SHの動きだけでなく、チーム全体についても貴重なアドバイスをいただきました。剛・創の西田兄弟・こんな兄弟を生み出した福岡の西田家の皆様、本当にありがとうございました!
3月26日の山梨遠征では、事前の打ち合わせで誤解が生じており、残念ながら日川高校との対戦はなかったが、明和県央と2本、早大学院と1本、富山工業と1本の練習試合を行った。
早大学院戦(20分×1)は、開始10分でワンサイドの展開になりかけたため、残り10分はBチームへ交替。「24-0」と完勝で終えた。富山工業戦(20分×1)はBで臨み、巨漢揃いの富山工業に1本許して「0-5」と敗戦。
メインとなった明和県央戦(20分×2)は、主にDFで課題が残ったものの「31-12」と勝利。遠征ではケガからの復帰が間に合わなかった2年生FWの穴を埋めるべく、ヒロタカやユウマ、リョウスケなど1年生FWが奮闘した。マンオブザツアーはPRジュン。PRはBが組めない状態の中、合計80分間衰えることなくアグレッシブにプレーして心身の成長を示した。
4月1日は静岡高校との合同練習。昨年、唯一横高のモールを完全崩壊させたDFシステムなど、常に超進学校らしく独自性と工夫に満ちているチーム。昼食をはさんで合計5時間以上、お互いの手の内をばらしあった。やっぱり有益だった。関東予選で威力を発揮すること間違いなしの「策」を教えてもらった。静高の皆さん、また時々来てくださいね!
同じ学年同士、MG同士で一緒に昼食タイム。
いつも通り、アフターファンクションは笑顔溢れる交流となりました。
春強化期間の総決算は、東京の強豪・本郷高校戦。新人戦ではあの国学院久我山に僅か5点差で惜敗した超強豪校。昨年の本郷との対戦では、相手がメンバーをBに落とした3ハーフ目にやっと追いつけたものの、A相手の2ハーフは完敗だった。この日の横高メンバーは8人中5人が1年生という若いFWと、初めて組めたベストメンバーのBK。試合の焦点はどれだけFWが対抗できるかだった。
結果は自信を深めつつ少々の課題も露見する有意義なもの。最終スコアは「38対0」の完勝。前半は1年がかりで試行錯誤して作り上げたアタック力を(24-0)、後半は春の練習の8割近くを割いて取り組んだDF力を(14-0)証明した。
プレーから自信が漲るようになってきたカズヤとリョウイチ
この試合の一番の収穫は、やはりBからケガで繰り上がった1年生FWたちの健闘。本来Aであった2年生FW数名もついに復帰間近となったが、レギュラー争いはきっと最後の最後まで間違いなく分からない。
リョウスケ
『この春の自分の目標は自分自身のディフェンスの強化でした。そのせいかはタックルだけでなくブロックなど意識の面でも出てきたと思います。これからは1つ1つのタックルなどディフェンスで精度をあげることとフィットネスの強化です。そのためにも1日1日を大事にしていきたいです。』
アサト
『今回の春合宿では、弱い自分と戦ってきました。いろいろの高校と試合をしてきた春合宿でしたが、その試合のなかでタックルから逃げてしまう自分や、弱いプレーをしてしまう自分がいました。しかし、毎日の練習の中でタックル練で、先輩に一緒に付き合ってもらい、少しづつ心身ともとも成長してきました。しかし、まだまだなので関東予選までには、いまよりずっと練習をがんばり強いタックル、強い自分を身につけて行きたいです。』
カズヤ
『関東予選に向けての春休み強化練習はとても実りがありました。たくさんの合同練習や試合を経て、今の横須賀に何が足りないのか考え、練習を重ねることで弱い部分を克服し日々の成長を感じることができました。自分個人としてもチームとしても大きく飛躍できたと思います。また、ケガ人が多く主力人がいない中で、下級生たちが中心になり活躍してくれたのでこれからのレギュラー争いが楽しみです。まだまだ修正すべき部分はたくさんありますが、この春休みで得られたことを武器にして関東大会に向けて頑張ります。応援よろしくお願いします。』
「日頃の歩み、戦術と練習内容が間違っていないということ」「1年生の底上げ」という確かな実感が得られた強化期間。4月22日の初戦(3回戦)から、チーム一丸となって爆発したい。
おまけ
この春休みに、二人の優れたスクラムハーフがコーチに来てくれました。最初に来たのは、東福岡高校卒業後に早稲田大学ラグビー部で主務という重責を果たしながらもアカクロを着て活躍した偉人・その名も西田剛(つよし・タマリバ所属)。
二人目は、東福岡高校卒業後に立教大学でキャプテンとしてチームを対抗戦勝利に導き、現在はNECグリーンロケッツでトップリーガーとして活躍する偉人・その名も西田創(つくる・横高指導は3回目)。
SHの動きだけでなく、チーム全体についても貴重なアドバイスをいただきました。剛・創の西田兄弟・こんな兄弟を生み出した福岡の西田家の皆様、本当にありがとうございました!
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