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市大会優勝 & 関東都県対抗戦出場

2013/02/27

横須賀市大会決勝

 2月16日、年に2回のライバルとの対戦。相手は横須賀総合高校。三浦半島で生きていくためには、公立の雄を自負するためには、絶対に負けられない相手との対戦だ。名将・坂本先生が率いるチーム。前の試合でどんなに出来が悪かろうと、対横高に対する執念は凄まじく、必ず勝利のビジョンを描いてプレーする好チームだ。


 市大会初戦で自信をつけたDFとブレイクダウンで相手を圧倒することができるか。高校入試と学年末試験で全く練習ができないコンディションではあったが、やるべきことを絞って勝負に臨んだ。
 試合は前半からおおむね圧倒。ミスが多くDFの機会が増えたが、それこそラインDFとDFブレイクダウンというこの試合のターゲットを果たす絶好のチャンスとばかりに、相手のボールを奪い返すことができた。


 しかし前半早々に3トライ重ねてからは、ゲームメイクミスで自ら失速。追い風強風を放棄して、自陣深くから無謀なアタックを仕掛け続け、結果として勝負の勢いを殺してしまった。
 後半は強い向かい風の中で、悪くないが良くもない時間を費やした。DFとブレイクダウンという達成ポイントでは力を発揮するも、アタックの拙さで圧倒しきれずノーサイド。最終スコアは「24-0」。強風を考えれば、悪くはないスコアだが、不完全燃焼の空気が漂った。
  横須賀総合との次の対戦は、おそらく9月の市大会。これからの半年間で、何周りでも成長し、今度こそ横高が目指すラグビーを爆発させたい。

DFに安定感が増した気がしたが、映像チェックするとまだまだ甘かった。

1年生が成長真っ只中。伊藤組のレギュラー争いが始まった。



関東都県対抗戦

 

 今年も関東都県対抗戦に神奈川県選抜チームの一員として、横高の選手が出場することができた。選ばれたのはヒロタカ(PR)とアサト(LO)。関東新人に出場する桐蔭と慶應抜きの県選抜チームだが、ベスト8の他6校は全て私立の強豪校。新人戦で8落ちした横高から選ばれるには(選抜チームの監督が私ということもあり)、よほどの説得力が必要だった。その中で、ヒロタカはスクラム、アサトは空中戦と運動量をアピールし、コーチ全員の信頼を得て選出された。


 昨年はケンタ、リョウヘイ、ジュンペイの3名が出場し、見事に5年ぶりの優勝を果たした大会。ライバルはやはり東京都選抜。東京高校や本郷高校など、花園常連校のエースがずらりと並ぶ強豪だ。会場は秩父宮、花園に次ぐラグビーの聖地・熊谷ラグビー場。日大や相模の天才たちと共に、贅沢な経験を積むことができた。
 


 初戦は千葉県選抜に「71-10」で快勝。バイスキャプテンを担うアサトも2トライを取るなど、十分な活躍を見せた。
東京都の決勝は、残念ながら「8-12」の惜敗。二人ともスタメン出場し、セットプレーの安定など十分に責任を果たしたが、FW・BKともに東京が一枚上手だった。

アサト
『今回の大会では、バイスキャプテンをやらせていただきました。他校との合同チームなのでいろんな選手がいて、それぞれの技術面など、色んなところで学ぶところがありました。決勝では東京選抜に負けてしまい、試合内容としてはラインアウトが不安定で全然決まらず、自分がFW仕切っていたのでそこが自分の1番の反省点でした。
 しかしなによりも各学校のエース達がいる環境の中、楽しくラグビーをできたということがなによりも自分をステップアップさせてくれたので、これからもこの都県で、できた仲間を大切にして関東予選まで頑張っていきたいです。』


ヒロタカ
『2日間たくさんのことを学ぶことができました。今回、しっかりブレイクダウンに参加し他のPRより走ること、スクラムで圧倒すること、積極的にアピールすること、と3つの目標をたてました。しかし千葉戦の後、周りのみんなが個人を活かした良いプレーでアピールしているなか、自分はあまりできなかったと感じました。技術や強さ等の違いもあるけど、一番の差は自ら状況を判断し、臨機応変に動く力だと学びました。
 東京戦では自分のフィジカルがまだまだ未熟だと相手の強いヒットやブレイクダウンで思い知らされました。スクラムでは2試合共に圧倒でき、チームに貢献できたと思います。目標として掲げていた事が課題となってしまいましたが、しっかり改善して今後のプレーに生かしていきます。とても楽しく貴重な経験を積むことができました。』


3月末には、これに慶應を数名加えて、福岡県選抜と対戦します。



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